平成元年　四六判　P526　帯付　函ヤケ、スレ、少汚れ、少イタミ　本体小口時代シミ多

“精選1700余語を収録し、著者の挿絵を挿入
本書は性に関する用語やそれに関連した粋語を江戸期を中心に、古記録、伝承、隠語として伝わったもの1530語を選び、別に外来語・現代語に現われた艶語172を収録、解説。人生と性の関係、男女の営みの歴史像を再認識させる”（帯文）

“艶語のもつさまざまなイメージを通して性の在り方を探究。
〈内容〉春画論、公娼の存在価値、密婬売に働く女性の裏の話、古今東西のぼう大な文献資料を整理統合し、江戸期の粋語・艶語を中心に編集。一部を現代語・外来語として別組みとする。神代の昔から日本の古文献に現われたもの、ヒンズー教、仏教、密教、中国三大奇書の一つ「金瓶梅」そのほか、江戸の好色文学から、明治大正昭和にわたる裨史、希少本など学者の書斎に埋れた文献資料の中から精選。遊里の約束事、手練手管、遊女の心得に関する用語まで収録。”（帯裏紹介文）

目次：
序
あ～わ
参考文献
あとがき