昭和24年 A5判 P191 全体に経年によるヤケ大、シミ汚れ、イタミ、少歪み
目次:
〈色刷〉アッシリアの宮殿
〈色刷〉ジャンノとアンネット グリム童話
〈特別読物〉ギリシャ精神を創った人々
〈グラヴィア〉古代ギリシャの芸術
不思議問答
{なぜ昼間はお星さまが見えないの/お天気の日には姿はどこへいってしまうの/キリはどうしてできるの/なぜ海の水はみちたりひいたりするの/川の流れがまん中ほど速いのはどうしてなの/なぜ水の底は実際より浅く見えるの/音はまっすぐに進むのでしょうか/十ずつものを数えるわけは/人間はどのくらい遠くまで見られるのでしょうか/赤ちゃんはなぜおとなよりたくさん眠るの/耳なりはどうしておこるの/眼をとじたときに見えるのは何/疲れるというのはどういうこと/涙はなぜ塩からいの/植物もやはり眠るの/野菜とくだものはどうちがうの/木の葉は落ちてからどうなるの/ニワトリは卵をうんだときなぜ鳴くの/犬はなぜあせをかゝないの/ヘビの舌はどんな役目をするの/ハエは冬の間どうしているの}
才能を生かせ
〈こどものための世界の文学〉こがね虫(エドガー・アラン・ポオ)
〈世界〉
南アメリカはいかに開拓されたか {大西洋岸の土民たち―西部のインディアン―インカの古文化/インカ滅亡の悲劇―スペインの植民史―ポルトガルの植民―南米各国の独立}
熱砂の国々 {サウディ・アラビア―二つの聖地―イラク王国―アラビアン・ナイトの都―シリアとレバノン―パレスチナ(新イスラエル王国)―イエルサレムの都}
〈歴史〉
バビロンの栄華 {不思議な国―最初の帝国スメール―ウールの古蹟―バビロニア帝国―ハムラビの法典―アッシリア帝国―ニネヴェの古都の王―バビロンの最期の光―メソポタミアの芸術}
〈芸術〉
ダンテの神曲
音楽のめばえ {最初は悲しみの歌―最初の楽器―初期の教会音楽―偉大なパレスツリーナ}
〈歴史をつくった人〉 学校を与えた人々 {ギリシャ・ローマの教育者―中世の教育―ルネッサンス以降―「自然」の教育へ―ダルトン・プラン}
〈宇宙〉
限りなく広い宇宙 {小さくなった地球―無限にひろがる宇宙―眼に見える数千年前の光―膨大な天の河―星のいろいろ―“島宇宙”とは何か}
地球の歴史 {美しい氷河―前後四度の氷河時代―地球の五つの代―太古代と原生代―古生代、カンブリア紀―オルドヴィシア紀―シルリア紀―デボン紀―石炭紀}
〈われわれの生命〉
赤血球と白血球 {赤血球の数と健康―製造場所は骨髄―赤血球の仕事―ヘモグロビンの働き―赤血球の重要性―白血球とは―自然になおす力―血液のなかの塩分―白血液の塩っぽい味―血液型}
〈生物の世界〉
植物の祖先 {まず水藻類―寄生植物―苔蘚類―美しい羊歯類―顕花植物の祖先}
人間の属している脊椎動物
〈科学〉
力・仕事・そしてエネルギイ
合金の話 {まざりあう金属―新しい金属を生む―電鍍法と粉末法―錬金術時代―用途のひろいハガネ合金―ステンレス}
アルミニウムの話 {アルミニウムを得るまで―重さを測る単位―時間をはかる単位―この三つを基準に―どんなふうに進出したか―メートル単位法―職業でちがう単位}