評伝 石上露子 松本和男 中央公論社

2000年初版 ページ部分13.1×19.1 P587 帯およびカバー背ヤケ大 カバー上端少イタミ

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2000年初版 ページ部分13.1×19.1 P587 帯およびカバー背ヤケ大 カバー上端少イタミ

“才色双絶の歌人石上露子の数奇な生涯
かつて伊藤整が「明治のロマンチシズムの最も清純な流れを代表する稀有の詩人」と評した石上露子の声価は年とともに高まっている。その露子文学の魅力を徹底解明し、伝説の雲に包まれた実人生を全面的に開示する。著者半世紀の研究成果を踏まえた評伝文学の決定版。”(帯文)

目次:
プロローグ―序に代えて―

I 石上露子の文学
 1 伊良子清白と石上露子
 2 松村緑編『石上露子集』とその前後
 3 いわゆる反戦作品について

II 石上露子の《不滅の恋人》
 4 《不滅の恋人》は長田正平
 5 正平の父、長田清蔵のこと
 6 日本における長田正平
 7 カナダにおける長田正平

III 石上露子の生涯
 8 杉山家と杉山孝子
 9 杉山家、大阪屈指の大地主
 10 若き日の思想形成
 11 夫の株投機失敗で土地、三分の一に
 12 二人の子息と晩年の孝子

あとがき
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