図説 死の文化史 人は死をどのように生きたか フィリップ・アリエス 訳:福井憲彦 日本エディタースクール出版部

1990年初版 菊判 P423 帯少イタミ カバー少キズ、背ヤケ、上端少イタミ 小口ヤケ、時代シミ ページ全体に僅波打ち

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1990年初版 菊判 P423 帯少イタミ カバー少キズ、背ヤケ、上端少イタミ 小口ヤケ、時代シミ ページ全体に僅波打ち

“「死」の意味が、今、顕わになる
すべての者が回避できない死というテーマに真正面から取組み、そのイメージの変遷から、人間が死とどのように向きあってきたかの歴史を読み解くアリエスの遺著の全訳。
古代ローマ・アッピア街道の墓所から、ベルイマンの映像の現在に至る、多様な図像表現を駆使した本書は、本当の意味で、フランス歴史学派の最初の映画的書物です。”(帯文)

目次:
序 死とイコン

第1章 墓地と教会
 {市外の墓地/市内の墓地}
第2章 墓碑
 {個人別から匿名へ/墓碑の回帰/墓碑銘/横臥像/死と生のあいだの横臥像/祈祷像/肖像/墓碑のブルジョワ化}
第3章 家から墓まで
 {死の床/安置と納棺/葬送の行列/教会におけるミサ/埋葬}
第4章 あの世
 {皆はらからの世界/個人別の伝記へむけて/煉獄/再会の場}
第5章 すべては空なり
 {虚無お誘い/人はうたかたの泡のごときもの/屍の魅惑}
第6章 墓地の回帰
 {かつての墓地の残存/墓石と遺体の一致/十九世紀における墓地の移動}
第7章 他者の死
第8章 そしていま

訳者あとがき
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