蒼頡たちの宴 漢字の神話とユートピア 武田雅哉 筑摩書房

1994年3刷 四六判 P322 カバー背上端僅イタミ 帯背折れ跡 地B印

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1994年3刷 四六判 P322 カバー背上端僅イタミ 帯背折れ跡 地B印

“〈普遍文字〉の夢に憑かれた幻視者たちの高邁な精神と奇ッ怪な成果。
漢字をめぐる愛憎の歴史が、中国人のコスモロジーを映し出す。”(帯文)

目次:
序 眼球コンプレックス
一 蒼頡の夜明け
 {漢字発明者の伝説/蒼頡のイコノロジー/漢字の起源伝説}
二 中国人のお荷物
 {漢字の発音表記/漢字のバベルと普遍中国語}
三 月に映じた普遍の夢
 {十六、十七世紀ヨーロッパの中国語観/普遍言語構想と中国語/月世界語をマスターせよ}
四 円環をめぐる対話
 {『西儒耳目資』の誕生/レンズをのぞく二人/言語を生む円環}
五 中国の言語ユートピアン
 {トリゴーの子供たち/東洋の普遍言語計画/言語ユートピアの帝王学}
六 蒼頡たちの画廊
 {バベルへの挑戦/世のなかは変えねばならぬ/大清帝国新文字の画廊/ユートピアの言語政策}
七 蒼頡たちの午後
 {跳梁する記号たち/異文字のカタログ/あるべき記号を求めて}


あとがき

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