1988年　14.2×22.1　P230　表紙汚れ、少イタミ、背少ヤケ　小口ヤケ、天少汚れ

全230ページのうち特集164ページ

目次：
【シノロジー雑草譜・２】鯨座《ケトス》の尾（中野美代子）
【科学と抒情・14】お正月の空気を食べる（赤瀬川原平）
【詩】
　ベルリン小景（飯田善國）／裏切るうるし（青木はるみ）／月経（伊藤比呂美）
【ファシズムを生きた人々・２】怒れるグラムシ　劇評家時代（田之倉稔）

特集：アントナン・アルトー　あるいは〈器官なき身体〉
【アルトー・マニフェスト】詩への反逆（Ａ・アルトー　訳：高橋純）
【アルトー書翰】思考の不能性（Ａ・アルトー　訳：清水徹、石井洋二郎）
【アルトー・メキシコ講演】演劇と神々（Ａ・アルトー　訳：坂原眞理）
【言葉のテクノロジー】
　アルトーの〈渇望〉と現在（太田省吾）／比喩によって（高橋睦郎）／アルトーの鳥（稲川方人）
【身体のテクノロジー】
　新たな肉体（朝吹亮二）／不思議な人形たちの夢（植島啓司）
【アルトー・グラフィック】
　アルトーを基点にして（徳田良仁）／基底材を猛り狂わせる（Ｊ・デリダ　訳：松浦寿輝）
【アルトー・シネアスト】
　“J 'aime le cinema”（丹生谷貴志）／病人の側で（梅本洋一）／図版構成　シネアスト・アルトー
【南へ】
　シュルレアリストたちと南方（岡谷公二）／モクテスマの再生（野谷文昭）
【アルトー・ルネサンス】
　力の詩学―序説（宇野邦一）／『チェンチ』の向うへ（高橋純）
【極限の思考】思考は記号を発する（ソレルス　訳：松本雅弘）
【なぜいまアルトーか】徹底討議　レイト・アヴァンギャルド時代のアルトー（中沢新一、宇野邦一）

【もうひとりのわたし・最終回】流れ（岸田今日子）
【今月の作品】
【われ発見せり】悪口の形容句（小原眞紀子）