山川登美子 『明星』の歌人 竹西寛子 講談社

1985年初版 四六判 P229 帯スレ、破れ、背ヤケ大 函および本体背ヤケ 裏遊び紙少剥がし跡

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1985年初版 四六判 P229 帯スレ、破れ、背ヤケ大 函および本体背ヤケ 裏遊び紙少剥がし跡

“明星の歌人山川登美子を、日本の女歌の歴史の中に位置づけた初めての試み”(帯文)

“「山川登美子は、挽歌を詠むために生れてきたような歌人だと思う。」に始まる本書は、与謝野晶子、鉄幹などの明星ロマンチシズムの一括りから、登美子をその歌を頼りに正当に独立させたものである。”(帯裏紹介文)

短歌雑誌『明星』で、与謝野晶子と並び称された歌人でありながら29歳でこの世を去り、その後は鉄幹をめぐる三角関係という文脈でのみ語られることの多かった山川登美子に改めてスポットをあて、その足跡を辿った評伝。

目次:
はじめに
第一章 大阪へ
第二章 最初の挽歌―夫を送る
第三章 「恋衣」という寄合世帯 わが与謝野鉄幹再認識と登美子歌集のつくり
第四章 第二の挽歌―父を送る
第五章 第三の挽歌―自らを送る
あとがき

主要参考テキストなど
山川登美子略年譜
山川登美子引用歌一覧
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