1996年2刷　Ａ５判　P405　カバーイタミ　小口少クスミ　P266・267の間に少開きグセ

“死刑とはたんに人を殺すことを目的とするのではない。〈死〉そのものだけでは死刑の儀式は、決して完成しない。それは多くの場合、見せしめの儀式である。いかにして悪人たちを苦しめ、死にいたらしめるか。〈死にいたる過程〉の考察が不可欠である。〈死に至る過程〉、すなわちどのようにして殺すかをめぐって、人間は能力の限りをつくし、多様で、残酷な死刑方法を生み出してきた。さまざまな技術や道具を生み出してきた。彼らの旺盛な想像力にはただ驚嘆と絶望の感情を抱くのみである。”（カバー紹介文）

※本書には絵画、写真など、残酷な場面をとらえた図版が複数点含まれています。あらかじめご理解のうえ、ご注文くださいますようお願い申し上げます。

目次：
序文
はしがき
はじめに

第一章　動物刑／第二章　喉切りの刑／第三章　腹裂きの刑／第四章　突き落としの刑／第五章　飢餓刑／第六章　檻に閉じ込める／第七章　幽閉／第八章　磔刑／第九章　生き埋め／第一〇章　串刺し刑／第一一章　皮はぎ刑／第一二章　切断刑／第一三章　解体刑／第一四章　切り裂き刑／第一五章　粉砕刑／第一六章　火刑／第一七章　肉を焼く／第一八章　鋸引き／第一九章　矢で射る、突き刺す／第二〇章　毒殺／第二一章　吊り落とし刑／第二二章　鞭打ち刑と棒打ち刑／第二三章　車刑／第二四章　四つ裂き刑／第二五章　絞殺系／第二六章　ガロット／第二七章　石打ち刑／第二八章　溺死刑／第二九章　絞首刑／第三〇章　斬首刑／第三一章　首切り装置／第三二章　ギロチン／第三三章　銃殺刑／第三四章　ガス室／第三五章　電気椅子／第三六章　薬物注射
どこで何を？