昭和51年　Ａ５判　P190　表紙およびページヤケ、時代シミ

目次：
死とは何か
　｛生のなかの死―断章（滝浦静雄）／死と宗教（鷲頭繁男）／簡単な死（秋山駿）／断念と死（石原吉郎）／日常のなかの死（宮城賢）／寒苦鳥’木田紀雄）／死の生理／関係性・自殺・死（森山公夫）／〈死〉の断章（油谷遵）／殺戮と流血のセレモニア（石川元助）｝

死と意識・心理
　｛フロイトにおける「死」のとらえ方（小此木啓吾）／死と精神病理（荻野恒一）｝

死と文学・思想
　｛死・時間・芸術―小林秀雄を中心に（饗庭孝男）／中世往生死の思想（山折哲雄）／カタリ派と愛死の思想（藤井康生）／神の死と人間（手川誠士郎）｝

異教的「死」とナチズム（清水多吉）

死と宗教・民俗
　｛死と再生の古代意識（高橋英夫）／イタコ信仰における死の世界（楠正弘）／死と儀礼―常民の死生観・他界観（藤井正雄）／津軽山火性三昧覚書（内藤正敏）｝

転形期における“楕円の思想”（白川正芳）
資料　現代の「死」白書