越境する近代4 紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代 姜竣 青弓社

2008年2刷 A5判 P302 カバー上部少イタミ

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2008年2刷 A5判 P302 カバー上部少イタミ

「戦前には〈不気味なもの〉として警察によって排除される一方で、教育現場に包摂され活用された紙芝居。その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る〈不気味なもの〉から幻想と異端の実相を逆照射する。」(カバー紹介文)

紙芝居の歴史と社会の変遷、『墓場奇太郎』『コケカキイキイ』などに見られる民俗的怪異譚のモチーフ、その描写方法などを辿り、ロジェ・カイヨワ、レヴィ=ストロース、ベンヤミン、フロイト、柳田国男なども引き合いに出しつつ論じる。

目次:
序章 境界と両義性を越えて
 {1 はじめに/2 トーテミズムから人類学機械へ/3 タブーから不気味なものへ/4 歴史の天使と民衆/5 紙芝居研究の原点}

第1部 紙芝居はどこからくるのか
 第1章 紙芝居の時代
  {1 昭和恐慌と紙芝居の流行/2 紙芝居の歴史/3 紙芝居の実態と地域性}
 第2章 紙芝居に介入する社会
  {1 統制と対抗/2 街路の学校化}

第2部 物語とメディア
 第3章 醜いヒーローの形態学
  {1 物語の原風景/2 『墓場奇太郎』の誕生と成長/3 地底と空の形態学}
 第4章 絵の〈声〉を聴く
  {1 紙芝居と〈声〉/2 マンガと文字/3 絵の〈声〉を聴く}

第3部 〈不気味なもの〉たち
 第5章 怪奇の近代
  {1 『遠野物語』と怪談の間/2 荒ぶる神の原基/3 不気味なものへ}
 第6章 〈不気味なもの〉をめぐる問題系
  {1 社会的周縁と象徴的主体/2 ケガレ論からの問い直し/3 聖なるものの両義性を超え/4 われらが自我の幻想とメディア}
  終章 越境するローカルなもの
  {1 「境界」と「道」/2 紙芝居のトポス/3 ローカルなものと交通空間/4 グローバルなものとローカルなもの}

巻末にあとがき、人名索引、事項索引を収録
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