1999年　B５判　P189　帯僅スレ、背僅ヤケ　遊び紙押印研磨消し跡

“◆都市のなりたちと政治・宗教のあゆみ◆
歴史的都市の誕生から、破壊、そして再生まで
ドイツの美しい都市に今も受け継がれている秩序ある都市構造と都市芸術のルーツを探る。”（帯文）

目次：
本書について
序

【I　古代の遺産】
1　ギリシアにおけるレリギオ（宗教）による秩序
2　ローマ帝国の権力による秩序
3　古代後期から中世へ

【II　司教都市】
1　大聖堂とその周辺
2　広場とブルグム

【III　中世都市の成長法則】

【IV　中世の市民都市）
1　政治・経済力によるその成立
2　各地域の都市創設例
　｛南部と西部の都市創設／バルト海沿岸のハンザ都市／プロイセンの騎士団領都市｝
3　市民都市の構造と構成、空間と構造体の 発展、建築タイプ
　｛市民住宅建築／／中世の社会福祉住宅／施療院／都市修道院／修道院内の作業区域／貴族屋敷／ツンフトとギルドの建築物／市庁舎／都市塔／教区教会｝
4　スケールとリズム
5　価値による序列

【V　17、18世紀の都市】
1　絶対権力による秩序
　｛ハーナウ（1595年）／マンハイム（1607年）｝
2　17世紀のドイツ建築芸術における絶対ス ケールから相対スケールへの変遷
3　絶対主義の建築芸術としての外部空間
4　空間序列、軸、全体主義的計画
　｛マンハイムの居城／ブルッフザル（1720年）／バロック期におけるヴォルムス大聖堂とその周辺／カールスルーエ（1716年と1810年）｝

【VI　都市の造形過程】

【VII　19世紀】

訳者あとがき