2000年、2001年　本体14.3×20.2　ソフトカバー　各巻函ヤケ、底部時代シミ　帯ヤケ（とくに背ヤケ大）、僅イタミ　8〜11、13巻本体背少剥がし跡　月報揃　その他各巻詳細は商品説明欄をご参照ください。

※こちらの商品はゆうパックでの発送のみ承ります。

“永遠の光芒を放ちつづけて軽やかに飛翔する、コメット・タルホの全て
今回新たに発見された、足穂自身の手による「全集のための目録」を基本に、各巻テーマ別に編集した初めての全集。”（宣伝文）

【1　一千一秒物語】2000年　P525　帯僅イタミ　函僅汚れ　本体カバー裏少シミ汚れ


目次：
一千一秒物語／第三半球物語／わたしの耽美主義／カールと白い電燈／犬の館／夏至近く／ちんば靴／奇妙な区廓に就いて／イカルス／僕はこんなことが好き／物質の将来　―仮面の人々へ／僕のオードーヴル／オードヴル／タッチとダッシュ／宝石を見詰める女／人工戦争《バタイユアルテイツシエル》／白いニグロからの手紙／パンタレイの酒場／ラリー・シーモンの回想　―追悼文
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夢がしゃがんでいる／RちゃんとSの話／きらきら草紙／鼻眼鏡／ＷＣ　―極美についての一考察／つけ髭／Aと円筒／ちょいちょい日記／水晶物語／菫とヘルメット／お化けのムーン　―The Moon in Tale／彗星倶楽部／螺旋境にて／月光密輸入
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わが一九二三年のマニフェスト／その山の話　A R-han Fantasia／オートマチックラリイ／秋五話／染料会社の搭／武石氏続記／二十世紀清談／星を喰う村／僕の五分間劇場／宇宙に就て／生命に就て／物質に就て／人間に就て／薔薇（ダンセニイ）／詩人対地球（ダンセニー）／鷺香水／ガス燈と私たち　―寓話でない寓話／白服の人／父の不思議／KINEORAMA／蘇迷盧／鬼　―芥川龍之介の幻想／ジェキル博士とハイド氏　―或いは―二人の彼／真夜中の会話／東洋更紗／兎と亀との本当の話／我が棲いはヘリュージョンの野の片ほとり／厭わしきカルニアの運河に沿うた地下墓地だ
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へんてこな三つの晩／一筆啓上／月に就て／晩二つ／戦争／新月挿話　ポエジイ・ド・コント／羽根なしの歌える／アブストラクト
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佐藤春夫への手紙／云いたい事一つ二つ　「自作を回顧して」／末梢神経又よし　―文壇の愚劣二三に対する抗弁／フェアリー時代　「文壇展望台」／来らんとするもの／批評家を待たない／芸術派の立場／われらの神仙道／
芸術派の意義／映画美と絵画美／タルホ入門　―初学者諸君のために／形式及内容としての活動写真／この機会に／機械学者としてのポオ及び現世紀に於ける文学の可能性に就いて／僕の場合／佐藤春夫／新文学の基礎／赤い羽の夢／私における形式と内容／何故私は奴さんたちを好むか／アインスタインの空間とベルグソンの時間に就て／フリッツ・ハールマン事件に就ての感想／英吉利文学に就て／象徴的表現　―特に〈幻想と表現〉について／空間放語／郁さんの事
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション１　新版・一千一秒物語（抄）／星の声１（萩原幸子）

【2　ヰタ・マキニカリス】P421　帯僅イタミ　本体背少汚れ


目次：
黄漠奇聞／星を造る人／チョコレット／星を売る店／「星遣いの術」について／七話集／或る小路の話／セピア色の村／緑色の円筒／煌ける城／白鳩の記／「タルホと虚空」／星澄む郷／天体嗜好症／月光騎手／紫色の35mmのきれっぱし／童話の天文学者／北極光／記憶／放熱器／飛行機の哲理／出発／似而非物語／青い箱と紅い骸骨／薄い街／リビアの月夜／お化けに近づく人／赤い雄鶏／夜の好きな王の話／電気の敵／矢車菊／ココ山の話／飛行機物語／ファルマン
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「ヰタ・マキニカリス」 註解
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション2　黄漠奇聞　―A Fantazia―（抄）／星の声2（萩原幸子）

【3　ヴァニラとマニラ】P409　本体カバー袖に少セロテープ跡　小口僅汚れ


目次：
ヴァニラとマニラ／緑の蔭　―英国的断片―／臀見鬼人　―いさらいみのおにびと―／山ン本五郎左衛門只今退散仕る／彼等[THEY]／レーディオの歌／フェヴァリット／星は北に拱く夜の記／緑色のハット／ミシンと蝙蝠傘　―しなやかなる者共に関する物理学―／新＝犬つれづれ／かものはし論／南方熊楠児談義
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E氏との一夕／岩つつじ／洋服について／すばりと文殊／一穴の魅力　―別名「ピンポンの玉」／南方学の密教的な貌　「南方熊楠」／男色考余談
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション3　ディアボロ（抄）／星の声3（萩原幸子）

【4　少年愛の美学】2001年　P458


目次：
少年愛の美学／A感覚とV感覚／単3乾電池／Prostata 〜 Rectum　機械学／澄江堂河童談義／『稚児之草子』私解／秋夜長物語／北山の春
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション4　Principia Paedophilia（抄）／星の声4（萩原幸子）

【5　僕の“ユリーカ”】2001年　P443　この巻のみ帯にヤケがありません


目次：
僕の“ユリーカ”／「ロバチェフスキー空間」を旋りて／古典物語／カフェの開く途端に月が昇った
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私はいつも宇宙の各点へ電話をかけている／天文学者というもの／人工衛星時代／月は球体に非ず！　―月世界の近世史／月世界ブームの近世史／ある宇宙模型をめぐって／セファイド変光星　宇宙が二倍になったということ／おそろしき月／非ユークリッドへの憧れ
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星の学者
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宇宙論入門
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション5　遠方では時計が遅れる（抄）／星の声5（萩原幸子）

【6　ライト兄弟に始まる】2001年　P563


目次：
ライト兄弟に始まる／ヒコーキ野郎たち　別名 Vron Vron Vrrrrr……／吊籠に夢む／墜落
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芸術的に見たる飛行機／空の美と芸術に就いて／滑走機／Little Tokyo's Wit／加藤飛行士の思出／懐しの鳴尾時代／逆転／グライダーを愛する友へ／飛行機の黄昏1／飛行機の黄昏2／ルソーの飛行船1／ルソーの飛行船2／フェアリランドの窓辺にて　―空中飛行器の牧歌性／わたしのペトロールエンジン／サムライの血筋／先覚　―「武石浩玻の在米日記」後記／飛行者の倫理／ヒコーキ野郎一席／空界へのいざない／Curtiss！ Curtiss！　古典ヒコーキへのあこがれ／飛行精神
　☆
飛行機物語
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション6　Souvenir de l'Aeroplane／星の声6（萩原幸子）

【7　弥勒】2001年　P465


目次：
美しき穉き婦人に始まる／菟／蜩／北落師門／夢野／馬込日記／父と子／愚かなる母の記／地球
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弥勒／底なしの寝床／木魚庵始末書／方南の人／横寺日記／白昼見／世界の厳／死の館にて

解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション7　コリントン卿の幻想　天の夕顔の作者に寄するFantasy（抄）／星の声7（萩原幸子）

【8　赤き星座をめぐりて】2001年　P463　本体カバー背少剥がし跡


目次：
幼きイエズスの春に／有楽町の思想／夏至物語／雪ヶ谷日記／飛行機の墓地／工場の星／ラジエーター／赤き星座をめぐりて／随筆ヰタ・マキニカリス／戸塚抄／悪魔の魅力／姦淫への同情／フェヒナーの地球意識／誰にも似ないように　ダンディーの原理について
　☆
虹の入江の美観／あべこべになった世界に就て／意志と世界／コントに就いて／月と虫／所謂進化に就いて／山風蠱が発表されるまで／人生は短く芸術は長し／山田有勝兄への書翰／月に寄せて／蘆／触背美学に就て／悲壮美の一面に就て／猫町への移住者／文学者の気持／黄薔薇　ランボウ抄／詩の倫理／日本人とは？　Little Tokyo's Wit／友横光利一の霊に／実存哲学の余白／神・現代・救い　―説話風に
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明石
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション8　美少女論（抄）／星の声8（萩原幸子）

【9　宇治桃山はわたしの里】2001年　P497　本体カバー背僅剥がれ


目次：
東京遁走曲／わが庵は都のたつみ―／雙ヶ丘／宇治桃山はわたしの里／おくれわらび／雪融け／蘆の都／日本の天上界／東洋の幻想／私の宇宙文学／シネマトグラフ／僕の触背美学／新歳時記の物理学／美のはかなさ
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新感覚派前後／唯美主義の思い出／滝野川南谷端／浪花シリーズ
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション9　失はれし藤原氏の墓所　―考證的な創作（抄）／星の声9（萩原幸子）

【10　男性における道徳】2001年　P555　本体カバー背少剥がれ


目次：
男性における道徳／物質の将来　―エッセー風の創作―／フウテン族の曲率　―聖者への途―／廻るものの滑稽／我が黙示録　アルコール幻覚／二十五歳までに決定すべきこと
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パティの赤い雄鶏を求めて　―オブジェ的自伝―／私の祖父とシャルル・パテェ　―懐しの活動写真―／鼻高天狗はニセ天狗／轣轆／鉛の銃弾　―我が青春期のモザイク―／生活に夢を持っていない人々のための童話
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痔の記憶／佐藤春夫を送る辞／真鍮の砲弾　―オナニー的世界―／天守閣とミナレット　―a capricco―
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション10　花月幻想　―biographically（抄）／星の声10（萩原幸子）

【11　菟東雑記】2001年　P538　函題簽僅キズ　本体カバー背剥がれ


目次：
春は曙の記／兜率上生／零点哲学／香なき薔薇／秋風堤曲／文学者の本分／四次元談義／月への気球　「書き出し」／僕の蕪村手帳／朝日山の山桃の木に想う／夜長／日本バガボー／須弥山さわぎ／僕の弥勒浄土／心霊学流行に因んで／仏教の将来／蜷の区域／海と「存在」／酒壜天国／オブジェ・モビール／今は哀しき釜掘りの唄／神の夢
　☆
雲雀の世界／紅薔薇の小径／ボクの剪定法／永劫流転／二人の女弟子　―梁雅子と山本浅子／庚子所感／オブジェの魅力／梅日和／『一千一秒物語』の倫理／肉体とその自由／聖道門への憧れ／『弥勒』　「わが小説｣／軒近き松原山の記／病院の料理番人の文学／本ぎらい／額縁だけの話／田端時代の室生犀星／武将と飛行機／西山金蔵寺／我が家の女たち／ガス灯へのあこがれ／クリスマスケーキ　｛・へんな蛍　・散歩しながら　・卓上キネオラマ　・前菜　・アーラビカ夜叉と世尊との対話｝／視る！／私は世界の果てからネクタイを買いに来た／世界のはて／『死後の生活』／アフロディテ＝ウラニア／アド・キルー「映画とシュルレアリスム」を読んで／無限なるわが文学の道／転がり込んだ百万円の賞金　週間日記／大きな三日月に腰かけて／清貧の魅力／銷夏特別番組／旅順海戦館と江戸川乱歩／わが稲垣足穂小全と読者群／コリントン卿登場　―散文詩
　☆
山風蠱の頃／酒につままれた話／タルホ的万国博感／読書界を裏返した男／銀河鉄道頌／神への漸近線上／神戸三重奏／中性子星の話／三島ぼし隕つ／ウオぎらい／ユメと戦争／空間の虹色のひずみ／オールドゥーヴル　―なつかしの名作から―／わたしの神変自在なソロバン／タルホ・ファンタジー自註／貴婦人はアランポエポエとす／加藤郁乎カプリチオ／“慎重にやれ”の意を含み　平木国夫著『空気の階段を登れ』／アドラティ＝バウァナ／我が見るもの お化けの哲学／「非ユークリッド」との因縁／朔太郎オナニスト／サド侯爵の功績／桃山暮し記／「生」の陰の「犠牲」／“すでに肉体が真理である”　笠井叡「天使論」／「後庭花」雑話／一筆遺書参らせ候／バブルクンドの砂の嵐　新居にはいって／パリティーの崩壊／初っちゃんの話／「ニセモノ」としての美女　―わたしの欲望論―／窮乏礼賛／「文科」の頃／「GGPG」の思い出／「黒」の哲学／狂気か死にまで行くべし／平和の鷹が平和の天使を悦楽の園へ導く／最近の来信／少年自身／キャプテン・カポロを送る
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糸屑巻きタルホノオト／タルホ=コスモロジー　―同人雑誌「作家」 発表作品自註―
解題

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション11　天狗考（抄）／星の声11（萩原幸子）

【12　タルホ一家言】2001年　P480


目次：
友人の実見譚／シャボン玉物語／鸚鵡の一件　最近の佐藤春夫氏／藤の実の話　―退屈で困っている二人の青年の間に交された一片／マイ・サンマー・ハウス　夏座敷／三人に会った日／云わして貰います／南京花火物語／来るべき東京の余興／神戸漫談／Y-dan／美学／かもめ散る／海浜漫談／僕の立場から／ラリイシーモン小論／タルホ五話　―クリスマスの夜の前菜／大谷先生の話／相馬先生の問題　―世の教育家諸氏にたずねる一篇／星／ラリイの夢／黒猫と女の子／ソシャルダンスに就て／妄執／滑稽二つ／新道徳覚書／海べの町／STAR PITCHER／PREFACE／習作　―佐藤春夫氏 「海辺の望楼にて」の一部分／牡蠣　―Aさんとその恋人の話／タイトルに就て／HOSHINO さん／
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タルホ一家言／或る倶楽部の話／カオルサンの話／大変です／天文台／第三半球物語／月星六話（チミちゃんの手帳から）／ＷＣ／『ラリイ将軍珍戦記』を観て／『田園の憂鬱』に就て／彗星一夕話／鹿が沈んだ淵／新選組のような顔／訂正及創造に就て／飛行機及ポオによる一例／偏見と誤謬／手帖から／やけくそ三つ／Pちゃんと西洋人／ハイエナ追撃／空中世界／或Krafft-Ebingな創話／T氏と街／A MERRY-GO-ROUND／まるい山々と鳥 会津若松の印象／詩集『こわれた街』の会／ラリー・シーモンの芸風／鉛筆奇談／人としての春夫先生／長方形の箱／前髮論／一寸角の紙で後始末をする法／黄色い冊子　日本超現実主義の運動／岡田君のような作風は／自動車の宙返りその他　機械と文芸／映画のつまらなさ／スフィンクスと青い火玉／蓬萊問答／蓄音器の逆行について／星じるしエロナン見本帖／印度の神様のいたずら／怪談／LE SIMULTANITE／MAGIC BOX　―物理学とお化に就て―／著者への書翰　笠野半爾氏へ／螺旋街 THE SPIRAL CITY／真面目な相談／明石から／月夜の不思議／空の寺院／ピエトフ／奇妙なフィルムの話／時計奇談／兎の巣／早春抄／石川淳と JUNE BAG／格子縞 A Sketch／よりどり前菜《オルド−ブル》1／よりどり前菜2／僕とライオン／新月抄／カツギヤノモクベエサン／道草の大家　佐藤春夫／善海
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河馬の処刑／松風／緑金の蛇／美少年時代／日本の美少年　続E氏との一タ／宇治の景色／エーロスの道／春風澱江歌／かつら男／宇宙感覚／わらべ唄　―ムソルグスキー変奏曲―／「沈黙の塔」への憧れ　―京都の学生ら―／難波の春／グッドナイト！　―レディース TOR-ROAD FANTASIA／わが明治時代／武石記念館／京都タワーがなぜ悪い！／熊野の鷹／模型極楽／五人の死者／芭蕉の葉／冬のうた／歯欠け男／旧友への返信／糖尿病所感／ふんどし談義／キネマの月に昇る春なれば　―我がはたち代／「タイル」 方丈記／飛行機の句と硝子の靴／星の都／触背美学／プラトーン以後　（我が受賞の弁）／現代の魔道／殻の中の月／デカンショ節　流行歌／裸形執筆／「新青年」発表作品への回顧／目鼻が付いた天体たち／王と王妃／稲垣足穂作品集について／国夫平木氏を推す／一年我見／私の夏＝蕪村の夏／近ごろ思うこと／あいまいメガネ／海港奇聞／津田画伯の回想／桃山だより／続アドラティ＝バウァナ／桃山の桃／ノアトン氏の月世界　浪花の思い出／モナリザの秘密はその「不貞美」にある／雄鶏と三日月　―わが内なる商標記／ドサクサ飲酒
解題


月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション12　星と人の話／星の声12（萩原幸子）

【13　タルホ拾遺】2001年　P503＋索引P8　帯ヤケ、端少イタミ　本体カバー時代シミ、背少剥がれ



目次：
聞いて貰いたい事／シガレット物語／香炉の煙／如何にして星製薬は生れたか？／「文党」への手紙／忘れられた手帖から　「身辺雑記」／地獄車／ライオンと僕／風呂／白衣の少女／ポンピィとロビングッドフェロー／塔標奇談／芭蕉葉の夢／神戸のVARA／緑色の記憶／青い壺 Ein Märchen／東洋更紗／夢の中の紳士／円錐帽氏と空爆君の銷夏法／荒譚／オールドゥヴル／大阪の島津さん
　☆
明治飛行器ノゥト　付・活動写真／花月ファンタジア／松帆浦物語／稲生家＝化物コンクール　―A CHRISTMAS STORY―／梵天の使者　―谷崎潤一郎からのコピー―／ジッドの少年愛論／バートン男色考からの摘要／宮武外骨の『美少年論』／多留保判男色大鑑／武石道之介航海日誌／武石浩玻在米日記
　☆
小文／『作家』選評／アンケート
解題
年譜
全巻目次
収録作品索引

月報：タルホ・ヴァリアント・セレクション13　瓶詰奇談（抄）／星の声13（萩原幸子）