増補改訂 明治大正詩史 日夏耿之介 東京創元社

昭和46年5版 A5判 P465、401、508 二重函 外箱少汚れ、角少イタミ 内函少剥がれ 各巻カバーおよび小口少汚れ P355〜362下角少折れ跡

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旧字旧かな遣い

昭和4年に刊行された旧版に増補改訂を加えたもの。

“本詩史は、大正十一年十月號雜誌「中央公論」誌上に掲げたる「日本近代詩の成立」、大正十三年一月號同誌所載「日本近代詩の浪曼運動」、大正十三年四月號同誌所載「日本近代詩の象徴思潮」、大正十四年六月十五日號同所載「日本近詩潮の鳥瞰景」の四種に、その後入手したる資料によりて大部分の改訂増補を加へ、明治十年
代より大正十年の頃に及ぶ日本近代詩の創生展開を史叙したもので……”(凡例より)

**巻ノ上**
目次:

増訂新刻本敍
凡例
諸論

【第一編 草創時代】
第一章 長詩型の変遷
 {第一節 長篇詩の淵源/第二節 最初の訳詩並唱歌}
第二章 草創前期
 {第一節 新体詩の成立/第二節 欧化思潮の落し子/第三節 諷唱的詞華集/第四節 個人詩集の権輿/第五節 「新体詞選」と美妙齋と萩の家と/第六節 光輝ある訳詩薈/第七節 詩的論争/第八節 「新体梅花詩集」と「青年唱歌集」と/第九節 当代詩人及詩論/第十節 過渡期の訳詩壇}
第三章 草創後
 {第一節 「驚異の復活」/第二節 清新体への思慕/第三節 「文學界」運動/第四節 「文學界」の詩文人/第五節 古詩型の新詩才/第六節 ソングの隆興/第七節 初期文庫派/第八節 パロディイの一例/第九節 早稲田詩派/第十節 大學擬古派の隆替と藤村/第十一節 「抒情詩」の新声/第十二節 俳壇改革者の新体詩}

【第二編 浪曼運動】
第一章 浪曼前期
 {第一節 背後の事実/第二節 開幕前/第三節 島崎藤村の藝術/第四節 美文の一体/第五節 土井晚翠の詩想/第六節 晚翠詩の影響/第七節 二傾向の代表者/第八節 他の詩人と詩論と/第九節 異邦詩文 の移植/第十節 泣菫詩の絶句/第十一節 有明詩の譚歌/第十二節 朦朧体是非/第十三節 個人の覚醒/第十四節 第一「明星」と鐵幹子/第十五節 星と菫}
第二章 浪曼後期
 {第一節 ロマンティシズム/第二節 異邦詩研究/第三節 貧しき訳詩界/第四節 根本的二疑/第五節 詩形の刷新/第六節 史詩譚歌劇詩に於ける試煉/第七節 詩壇本部の展開/第八節 幗巾二詩人の抗議/第九節 「文庫」と「白百合」との浪曼詩其他/第十節 泡鳴の「新情熱詩」}

**巻ノ中**
目次:
【第三編 象徴詩潮】
第一章 頹唐初期体
 {第一節 詩感母胎としての時代思想/第二節 新詩壇の社会的位相/第三節 象徴前期 (・第一項 古典的「白羊宮」 ・第二項 彗星の如き「孔雀船」 ・第三項 哀調の夜雨詩 ・第四項「文庫」のぬし酔茗 ・第五項 宗教詩と白星と ・第六項 空想的社会詩人花外 ・第七項 林外の「妖怪体」 ・第八項 浪曼詩人としての啄木)/第四節 象徴運動の本末 (・第一項 象徴主義の理論 ・第二項 詩論の進化 ・第三項 象徴主義の詩歌)/第五節 個人結社及訳業 (・第一項 鴎外と写生詩風 ・第二項 青年芸苑派の他 ・第三項 民謠研究 ・第四項 「海潮音」と上田敏と ・第五項 訳詩、詞華集、地方文学)/第六節 口語詩の出生}
第二章 享楽頹唐詩体
 {第一節 推移の概要/第二節 象徴末期 (・第一項 「明星」終巻号 ・第二項 「邪宗門」と「思ひ出」と ・第三項 「廃園」と「寂しき曙」と ・第三節 口語派、自由詩)/第四節 文語派、定型詩その他 (・第一項 ディオニソス的 ・第二項 杢太郎と光太郎と ・第三項 啄木の最後)/第五節 明治詩後語

【第四編 大正混沌詩壇】
第一章 過渡的衰廃
 {第一節 近代詩の第二誕生/第二節 輓近詩推移の概観/第三節 詩歌の現実主義/第四節 既成詩壇の衰頽 (・第一項 有明密厳詩の石胎 ・第二項 泣菫黙退 ・第三項 鐵幹焦躁す ・第四項 泡鳴の散文死)/第五節 新詩感の培養 (・第一項 荷風の創作的訳詩 ・第二項 上田敏の最終訳業 ・第三項 鴎外の最終訳業 ・第四項 杜撰なる英文学移入法 ・第五項 文学興味圏の拡大 ・第六項 詞華集と作法と)}

**巻ノ下**
目次:
【第四編 大正混沌詩壇】
第二章 群小詩壇
 {第一節 当流詩家の頽廃 (・第一項 再論享楽詩体 ・第二項 「屋上庭園」詩派 ・第三項 露風の若き老昏 ・第四項 白秋と露風と ・第五項 詞華集「マンダラ」)/第二節 新興詩壇の成立 (・第一項 詩境の転機 ・第二項 現実派と新浪曼派との対立 ・第三項 民衆詩の功罪 ・第四項 新浪曼派の孫生)/第三節 結論}

【第五編 大正摂政時代】
第一章 民族性の諸反省
 {第一節 時代行動と時代精神と (・第一項 摂政の示唆 ・第二項 生活設計)/第二節 少数の牽制}
第二章 大正初中期の残影
 {第一節 所謂不毛石胎時代/第二節 民衆の立場 (・第一項民衆的反射)/第三節 民衆詩の僻見 (・第一項 民衆詩の末)/第四節 対立の事実/第五節 正統派}
第三章 摂政時代詩の展開
 {第一節 時代精神の鬱悶/第二節 震災までの部分/第三節 大正十二年 (・第一項 インフルエンスとスレフトと ・第二項 創作詩壇 ・第三項 詩話会派詩選)/第四節 摂政後期/第五節 童民謠新作の意味}
第四章 明治大正の再結論

【外編 明治大正旧詩型の展開と新詩との連関】
第一章 漢詩の存在意義
 {第一節 漢詩形の史的背景 (・第一項 漢詩の訓読の問題 ・第二項 移植の経過 ・第三項 変転の本情)/第二節 明治漢詩のレゾン・デエトル (・第一項 生活に入りたる詩 ・第二項 風俗詩の報告 ・第三項 春濤、柳北 湖山 ・第四項 文字の問題と中野逍遙と ・第五項 明治期の詩選より ・第六項 大正期と天子の詩と ・第七項 明治大正漢詩の存在)}
第二章 短歌と新詩との交会点
 {第一節 短詩形のレゾン・デエトル (・第一項 長詩形の韻律上破綻 ・第二項 短詩形としての和歌)/第二節 明治大正短歌と新詩と (・第一項 短歌と新詩との対峙 ・第二項 新詩社運動と晶子と ・第三項 鐵幹歌の浪曼詩情 ・第四項 官能主義歌風 ・第五項 口語による和歌 ・第六項 無産歌 ・第七項 プロテスタントと伝統美)}
第三章 俳句形式の近代的焦燥
 {第一節 俳人の試みたる長詩形 (・第一項 集団制作文學学 ・第二項 蕪村の試み)/第二節 子規・革新者/第三節 漱石の感覚/第四節 新傾向以後 (・第一項 這個コンシイト? ・第二項 稀有のビジュウ詩型)}

【付録】
第一 明治大正新詩書概表
第二 明治大正詩史全索引

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