昭和4年　17.8×21.0　P100　経年イタミ、汚れ、ヤケ　表紙角および背上下端少欠損　P93折れ跡

昭和3〜4年に刊行されていた詩誌『パンテオン』の終刊後、あとを引き継ぐかたちで創刊されたもの。
『パンテオン』時代には堀口大學、日夏耿之介、西條八十らが共同で編集にあたっていたが、この『オルフェオン』では堀口の単独編集となっている。

目次：
口絵原色刷（ロオランサン　一枚）
挿絵銅版刷（キリコ　五枚）

グウルモンの言葉（訳：堀口大學）
ポオル・フィレンス三章（訳：堀口大學）
ポオル・エリュワァル二章（訳：堀口大學）
キリコ論（ジャン・コクトオ　訳：堀口大學）
寓話外一篇（堀口大學）
詩論外一篇（岩佐東一郎）
秋霖（青柳瑞穂）
ピアノ　外四篇（冬木胖）
RONDEL（熊田精華）
お茶の時　外一篇（降旗足穗）
返事（富田達）
ミヤよ（西谷操）
皿　外二篇（田中冬二）

堀口大學君の詩に就いて（萩原朔太郎）
佛蘭西古代詩抄六篇（訳：矢野目源一）
森林黙想（ゼラルド・ブリット　訳：竹村俊郎）
狐物語選（訳：矢野日源一）
白紙（ジャン・コクトオ　訳：堀口大學）
アネクドチック（仁古山人）
ポオル・モオラン考察（深山新生）
字幕（堀口大學）