2003〜05年　文庫判　1〜7巻帯付　巻によって帯およびカバー僅汚れ、僅イタミ、地僅汚れなど　各巻詳細は商品説明欄をご参照ください

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“日本文化史上、 また仏教思想史上屈指の名著『正法眼蔵』。古来、難解をもって聞こえてきたが､そこでは一体何が語られているのか。その真髄はテクストにある。テクストとは、ただひたすら読み解かれるべきものとして現前する。読むということは、既得の知識を本文に当てはめたり、 本文から新たな知識を獲得することではない。逆にあらゆる知識の束縛を打ち破り、そこから抜け出していく行為なのだ。
常に世界へ、未来へと開かれている 『正法眼蔵』の「七十五巻本」と｢十二巻本｣の全文を各段階ごとに掲げ､それぞれを精緻に読み解く。”（カバー裏紹介文より）

【第1巻】2003年2刷　P466　帯付　カバー端僅汚れ

“画期的文業全10巻刊行開始
仏道をならふといふは、自己をならふ也。自己をならふといふは、自己をわするるなり。”（帯文）

目次：
はじめに
第一　現成公案／第二　摩訶般若波羅蜜／第三　仏性／第四　身心学道／第五　即心是私／第六　行仏威儀／第七　一顆明珠／第八　心不可得

【第2巻】2004年2刷　帯付　カバーおよび表紙薄く折れ跡　地少汚れ

“華開いて世界起る
まさにしるべし、空は一草なり、この空かならず華さく。百草に華さくがごとし”（帯文）

目次：
第九　古仏心／第十　大悟／第十一　坐禅儀／第十二　坐禅箴／第十三　海印三昧／第十四　空華／第十五　光明

【第3巻】2004年　P453　帯端僅イタミ　カバー端僅汚れ

“松も時なり、竹も時なり
時は飛去するとのみ解会すべからず、飛去は時の能とのみは学すべからず。”（帯文）

目次：
第十六　行持　上／行持　下／第十七　恁麼／第十八　観音／第十九　古鏡／第二十　有時

【第4巻】2004年　P439

“現成これ生なり、生これ現成なり
その現成のとき、生の全現成にあらずといふことなし、死の全現成にあらずといふことなし。”（帯文）

目次：
第二十一　授記／第二十二　全機／第二十三　都機／第二十四　画餅／第二十五　谿声山色／第二十六　仏向上事／第二十七　夢中説夢／第二十八　礼拝得髄／第二十九　山水経

【第5巻】2004年　P437　カバー端僅汚れ　地僅汚れ

“諸仏の道現成、これ仏教なり
これ仏祖の仏祖のためにするゆゑに、教の教のために正伝するなり。（帯文）

目次：
第三十　看経／第三十一　諸悪莫作／第三十二　伝衣／第三十三　道得／第三十四　仏教／第三十五　神通／第三十六　阿羅漢／第三十七　春秋／第三十八　葛藤／第三十九　嗣書／第四十　栢樹子

【第6巻】2004年　P442　カバー端僅汚れ

“仏法を参学するに多途あり
そのなかに仏法を会し、仏法を不会する関棙子あり。正師をみざれば、ありとだにもしらず”（帯文）

目次：
第四十一　三界唯心／第四十二　説心説性／第四十三　諸法実相／第四十四　仏道／第四十五　密語／第四十六　無情説法／第四十七　仏経／第四十八　法性／第四十九　陀羅尼／第五十　洗面

【第7巻】2004年　P437　帯端少イタミ　カバー端僅汚れ

“くもをなしあめをなすは、梅華の云為なり
行雲行雨は梅華の千曲万重色なり、千功万徳なり。自古今は梅華なり、梅華を古今と称するなり。”（帯文）

目次：
第五十一　面授／第五十二　仏祖／第五十三　梅華／第五十四　洗浄／第五十五　十方／第五十六　見仏／第五十七　遍参／第五十八　眼睛／第五十九　家常／第六十　三十七品菩提分法

【第8巻】2005年　P470　帯欠　カバー端僅汚れ　地僅汚れ

目次：
第六十一　龍吟／第第六十二　祖師西来意／第六十三　発無上心／第六十四　優曇華／第六十五　如来全身／第六十六　三昧王三昧／第六十七　転法輪／第六十八　大修行／第六十九　自證三昧／第七十　虚空／第七十一　鉢盂／第七十二　安居／第七十三　他心通／第七十四　王索仙陀婆／第七十五　出家／別本　心不可得／別本　仏向上事／別本　仏道／別本　洗面

【第9巻】2005年　P427　帯欠

目次：
十二巻本『正法眼蔵』について
新章第一　出家功徳／新章第二　受戒／新章第三　袈裟功徳／新章第四　発菩提心／新章第五　供養諸仏／新章第六　帰依仏法僧宝／新章第七　深信因果／新章第八　三時業／新章第九　四馬

【第10巻】2005年　P445　帯欠　カバー僅汚れ

目次：
新章第十　四禅比丘／新章第十一　一百八法明門／新章第十二　八大人覚／別本　三時業／拾遺　辨道話／拾遺　菩提薩堆四摂法／拾遺　法華転法華／拾遺　生死／拾遺　唯仏与仏／拾遺　辨道話／重雲堂式／示庫院文
おわりに