明治9年 18.1×25.7 和綴 各巻経年による表紙イタミ、汚れ、題簽欠、角布イタミ 上巻裏表紙一部欠損、頁濡れシミ 下巻表紙および頁上端濡れシミ
伝統的な大工仕事において、木材に墨付けする際、差し金などを用いて必要な角度や曲線を算出するのに用いた「規矩術」の指南書。
68例を図入りで解説。
安政4年に江戸の書肆・千鐘房から刊行されたものを、明治9年に再刊。
【上巻】序3+附言2+目録1+本文20丁 裏表紙下角一部欠損 ページ濡れシミ
目次:
一 竪水/二 横水/三 高倍/四 三四五/五 六角割/六 八角割/七 裏目/八 隅高倍/九 六角隅高倍/十 振隅高倍/十一 板宮千鳥屋根板/十二 朝顔指/十三 配付垂木/十四 六角配付/十五 隅木出中入中/十七 六角隅木出中入中/十八 振隅木出中入中/十九 隅木背峯/二十 六角隅木背峯/二十一 振隅木背峯/二十二 茅負投竪水(並)留/二十三 振隅茅負投竪水(並)留/二十四 六角茅負投竪水(並)留/二十五 茅負木口隅木に写/二十六 六角茅負隅木に写/二十七 振隅茅負隅木に写/二十八 垂木割定法/二十九 算盤を用ひ垂木割をする法
【中巻】目録1+本文22丁 裏表紙下角少焦げ跡
目次:
三十 配付垂木長/三十一 六角配付垂木長/三十二 振隅配付垂木長/三十三 小平起垂木/三十四 隅木垂木配/三十五 垂木配凾木がね/三十六 六角隅木垂木配/三十七 振隅木垂木配/三十八 隅木受矩柱/三十九 振隅木尻ホゾ《木+内》/四十 六角隅木受矩柱/四十一 振隅木受矩柱/四十二 隅木落掛/四十三 入隅落掛/四十四 六角隅木落掛/四十五 振隅木落掛/四十六 尾垂木鵯栓/四十七 四方踏張/四十八 同く抜
【下巻】目録1+本文21丁 表紙・ページとも上端シミ汚れ 綴じ糸一部ゆるみ
目次:
四十九 茅負反/五十 引込垂木/五十一 反物壱軒配附垂木長/五十二 反物壱軒隅木/五十三 弐軒茅負(並)木負反/五十四 弐軒配附垂木長/五十五 弐軒隅木/五十六 六角弐軒茅負木負反/五十七 六角弐軒配付棰長/五十八 六角弐軒隅木/五十九 扇垂木割/六十 同茅負木負反/六十一 同平垂木/六十二 同隅木/六十三 同垂木菱/六十四 同垂木捻/六十五 扇垂木反/六十六 同垂木づら茅負引/六十七 同垂木づら茅負裏引/六十八 九輪割