コレクション瀧口修造7 実験工房/タケミヤ画廊とアンデパンダン/日本の作家/千円札事件 みすず書房

1992年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P515 帯・月報付 本体元パラ端少イタミ 天時代シミ

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幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論瀧口修造



1992年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P515 帯・月報付 本体元パラ端少イタミ 天時代シミ

“芸術家が新しい世界像をもち、新しい表現をとることは、実験的な過程を経ることを意味する。”(帯文)

目次:
【I 実験工房】
 「生きる悦び」について/実験の精神について/芸術と実験/演奏会と造形/友たちの言葉/舞台造形の実験/バレーと造形
 *
 北代省三の立体的構成/実験工房第三回発表会/山口勝弘「鳥」(ヴィトリーヌNO24)/北代省三「モビル・オブジェ」/新しい芸術を創る人々/福島秀子/装飾空間展 山口勝弘・清家清/福島秀子の受賞
 座談会:メシアンをめぐって

【II タケミヤ画廊とアンデパンダン】
 タケミヤ画廊の再開/アンデパンダン展の可能性/アンデバンダン展と新人/画家と街の画廊/第七回読売アンデパンダン展/新人の問題 アンデパンダン展への反省/表現の危機 第九回読売アンデパンダン展/新人の状況について/アンデパンダンの未来 第十回読売アンデパンダン展/前衛美術の動向/破られる既成技法 第十一回読売アンデパンダン展/「新人」とともに/反芸術の波 第十二回読売アンデパンダン展/挿話風に アンデパンダン展の作家たち/「作品」の危機 第十三回読売アンデパンダン展/記号変革の意味 グラフィズムの楽譜について
 *
 北代省三「カストールとポリュックス」/北代省三君のアトリエ/名井万亀「崩壊」/連合展と個展/四月の展覧会から/五月の展覧会から/個展三つ/子供たちの一隅/阿部展也個展/村井正誠個展/笹川由為子作品展に寄せて/多賀谷伊徳個展/南大路一個展/新しい実験/桂ユキ子/漆原英子作品展/草間爾生個展について/小牧源太郎個展/三口軌外個展/建畠覚造「二人」/アンデパンダン展の新人秀作/榎本和子個展/宮脇公実個展/阿部サトル個展/勅使河原蒼風「群れ」/鶴岡政男「芽生え」/第六回 読売アンデパンダン展ひらく/最初の画会のために/小山田二郎/藤松博「花火・いかる人」/多賀谷伊徳個展/アートクラグ・グループ展 NO2/小山田チカエ個展/榎本和子さん/|榎本和子/吉田千鶴子/第十回日本アンデパンダン展 アンケートに答えて/安部真知/異端の画家たち/駒井哲郎「クラゲのA」/平野遼「青い雲どけ」/再びアンデパンダン
 [座談会・対談]
  第三回日本アンデバンダン展/第八回読売アンデバンダン展/’62 芸術運動のイメージをさぐる

【III 日本の作家】
 二科会で出会ったもの/人間像について 福沢一郎個展の感想/新人について/象形と非象形の相剋 阿部展也の芸術/岡鹿之助論/日本美術と世界性/新人の位置/福沢一郎論/芸術と自由/平和主張のひろばに/批評家と批評について/日本画壇の課題 西欧的近代の克服/北協昇小論/瑛九のエッチング/現実と超現実/岡鹿之助ノート/岡本太郎と絵画/断層の歴史 キュービスム シュルレアリスム アブストラクト/幻想的な傾向の画家たち/小山田二郎の芸術/シュルレアリズムと幻想芸術/日本における抽象と幻想の芸術/鶴岡政男/日本的非具象絵画の一断面/現代絵画の動向 断絶と形成/北脇昇/鶴岡政男/斎藤義重/具体の運動について/前田常作/日本の超現実絵画の展開/加納光於/ひとつの軌跡 瑛九をいたむ/「超現実絵画の展開」展のあとで/杉全直小論/造形性の意味/画家の状況について
 *
 二科と美術文化展評/二つの前衛美術/モダン・アート展/鶴岡政男個展評/矛盾と抵抗/二科・行動・美術文化/日本画と近代化について/美人面家東郷青児の素顔/新制作と一水会/美術の立体化へ/三つの断層 独立・二紀・自由美術/第十四回新制作派展評/美術文化(秋季)展/展覧会雑感/立石鉄臣個展/美術とアトラクション/一九五○年の回顧/井上三綱個展/生きた現代美術館として 秀作美術展評/福沢一郎個展/|モダンアート展所感/美術の季節/フォーヴとつぎの世代 独立・二紀・自由美術展/日本美術への反省 一九五一年の美術を顧みる/一九五一年の回顧/秀作美術展を散歩する/炎のような美術 佐伯祐三遺作展を見る/感想[森芳雄の受賞]/ある風景の場合 風間完の絵について/展覧会ずれ/廃坑の路で/子供を描いた名画/二科・行動展を見る/無反響の事実を正視せよ ビエンナーレ国際展出品をめぐって/新制作と一水会の一日/美術界の課題/「住」の危機感/匠気のない世界/日展で“近代”を考える/一九五二年の回顧/二つの銅版画個展/サロン・ド・ジュワン展/美術と社会的な空間 二科・行動・院展/オブジェの発見/様式と様式化 新制作・一水会/日展の感想/批象と幻想/一九五三年の回顧/戦後美術の歩み 第五回秀作美術展/国際美術展への態度 ヴェニス・ビエンナーレの出品/日本の画壇は創造するか/パリで描いた絵/綜合への道 一水会と新制作/岡本太郎の横顔/具象と抽象のあいだ 独立・二紀・自由美術/一九五四年の回顧/感想[美術文化協会の再出発]/感想[蒼風個展]/日本出品作におくる言葉/美術と国際交流/絵画の感想/今年の収穫/美術界の回顧 一九五五年/一九五五年の回顧/国院展出作家の選考/岡鹿之助の芸術 日本国際美術展の受賞について/蒼風個展によせて/公募展の内省 独立・自由・二紀展/亜熱带の人間追求 福沢一郎近作展/一九五六年の回顧/蒼風作版画「獣鬼」/丹下建三構成による岳陵と蒼風/浜口陽三「青いガラス」/浜谷浩写真集『裏日本』/一九五七年の回顧/美術に一貫した交流計画を/福沢一郎/北美の仕事に寄せて/日本国際美術展を見て/プレミオ・リゾーネと日本の参加/一九五九年の回顧/超現実絵画の深求 「超現実絵画の展開」展/「超現実絵画の展開」展について/斎藤義重の近作/一九六〇年の回顧/一九六一年の回顧/1962年 アートクラブ展について/蒼風さんのこと/私の感想 第二回北陸現代作家集団展のために/四十年後の感想

【IV 千円札事件】
 表現行為の自由を/旧千円札を求む/昭和四一年八月一〇日 意見陳述/生みの苦しみ/昭和四二年五月一六日 弁論要旨/「表現の自由」と芸術/千円札事件をめぐって 坂崎乙郎氏への反論/原型的な黒いユーモア

解題(鶴岡善久)
初出一覧

月報:速達で郵送された“発見されたオブジェ”(秋山邦晴)/瀧口先生についての三つのエピソード(北代省三)/猫のいない猫笑い(榎本和子)/困ります瀧口さん(赤瀬川原平)
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