コレクション瀧口修造4・5 余白に書くI/同 II 2冊セット みすず書房

1993年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P379+英文P135、P338+英文P92 帯・月報付 I巻本体元パラ上端イタミ、小口僅シミ

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国内文学評論・エッセイ

美術・建築・デザイン評論・美術史・図像学ほか

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論瀧口修造

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・ダダ・シュルレアリスム




1993年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P379+英文P135、P338+英文P92 帯・月報付 I巻本体元パラ上端イタミ、小口僅シミ

【第4巻 余白に書くI】
“この本は書くということの理由をさがしている私の触手の定まらぬ動きそのもの…”(帯文)
目次:
瑛九へ/ロジェ・ヴァン・エック氏は……/杉村恒氏は日本画から写真の世界に……/写真は光線の言語だと……/靉嘔君は純粋に戦後派の画家……/河原温「物置小屋の中の出来事」/写真というメカニズムを通して/この画家が生活し、仕事をしているのはどこか?……/冬の仕事場/PCLの想い出/記号について/ひとりの奇妙な画家が/もう一つの画法/けれども人工衛星はまわっている/戦後の小山田二郎の仕事は……/河原温の世界は/「ヴィトリーヌ」は……/福島秀子の作品は……/加納光於「紋章のある風景」/序にかえて/夏扇/福島和夫君の新しい作曲が……/私たち日本人は石で/絵画と印刷とは……/アムステルダムの市立美術館の/今日の絵画は極度な無形象の/絵画の世界はいま/私は南画廊主の案内で/セルパンの絵は線の世界だと/海を渡ってきたコンフェッティ/風を額に……/阿部展也氏と写真/広告/奇妙な職業/白の骨法/宿命的な透視術/ムナーリのシルエット/ダダは諸君をくすぐるだろう/私の手帳から/曹良奎のこと/立会人の言葉/ブエブロ・インディアンたちは/野田好子さんは……/アニメーション考/クル・·シュヴィッタース/なぜの彫刻/詩人のカレンダー/失われた秘密の国から/サム・フランシスとともに/ある日の彫刻/長谷川彰一君が……/はじめに/いわば「他人の絵」に/土方巽が儀式といい、体験というとき/絵画はどこから/靉光を想う/Kを探そう/これは普通の絵の展覧会とは……/NONはとらわられない……/なんという冒険!/抽象とはなにか/詩人は好んで絵を……/影像人間の言葉/私はちかごろ、絵画を時間として/写真とは何だろう?/今井俊満がパリに定住してから……/加納光於「星・反芻学I」/日附は絶えず……/私の心臓は時を/詩人の肖像/百の眼の物語/一九一九年以来バウハウスが……/白紙の周辺/物を言わぬ物たちの/そうだ。これがあなたの最初の/暗黒のなかから/魚炎/ノック!ノック!ノック!/恋、それは/絵の魔/アーシル・ゴーキーの「素描」/クオ・ヴァディス/曲り角から彼が/松沢宥に招かれて/朝食のときから始まる/愛の秘蹟/時に岸辺なし/なぜだろう? 水が流れるのに/「日本のシュールレアリスム」という標題は………/落ちこぼれ/加納光於、水谷勇夫の二人の作家展が……/夢から/太陰暦の画家/弧について/黄よ。おまえはなぜ/黄よ、おまえはなぜ…/星は人の指ほどの―/プサイの座敷から/ブルーノ・ムナーリは……/夜想/物々控/自由な独創性/訪問者/「習作集」以後/裸身のルオー/戦後二十年にして日本の画壇は……/一角獣の変身/野菊一輪/わがガラスの記/音楽がいうこと/通りすぎるもの……/人の子が絵を描く……/失われぬ足跡/追想/廃端の破片から生れる……/芸術のなかのジュエリー/イラストレーションの十字路で/アンリ・ルソー「石切場」/「愛奴」に寄せて/主として鳥髪に/デッサンは万人によって作られる……/啓示/ハンス・ベルメール/短い夢/この極東の国に……/《半島状の!》/ちいさな ちいさな…/ONNA/不知抄/舞踏よ/透明人間の音楽/アリス以後/マッタに ついて/遠方の友/もうひとつの生命/ガラス世界/自在諺抄/アルプそしてヴァザレリ/序にかえて/ケート・ミレットのTRAP(罠)/横尾忠則の未だ見ぬ傑作について/もしもこの世に……/志問糸文/失題/曖昧な諺/薔薇の葬列は迫る/一人の画家の誕生と歩みは……/黒と白のシカゴ/人は薄明のうちに……/ファン・ゴッホは絵と手紙とを残した……/真空の巣へ/壁をミロ……/扉のように/胎内の瞳/笑いの理由/人形餞/木々はそのとき/ヨーコとジョンにおくる歌/手づくり諺/「手づくり諺」ノート/石化するか木魂/巽、易象曰……/地上のきみの守護天使より/白い断想/掌と鳥/微視的に巨視的に……/双生の巣はどこへ……/炎と瞳と……

悪循環あるいは暖味の諺

解題(鶴岡善久)
初出一覧

月報:
ああニルああ荒野における瀧口修造先生との七つ目の密儀(松澤宥)/透明な笑み(堂本尚郎)/瀧口=明恵説あるいは夢の通底(野中ユリ)

【第5巻 余白に書くII】
“詩人と画家、それはふたつの人種ではない。二人はある日、どこかで出会ったのだが……”(帯文)
目次:
虹とは……/あまりにも個人的な、あまりにも超個人的な詞/一冊の書物は/建築という……/美しい復讐/詩集の純潔性を求めて/ルネ・マグリット氏は……/梵音会……/夜の舌……/やさしい生と死よ……/際会/乞食城の唄/星が見えるのは……/平井さんと絵/どこにも存在しない土地への旅立ち?/あなたとその道連れの……/天使館のために/晴れるやらむ……/失題/未知の人アントナン・アルトー/拾い物異聞/余白に/だれが目撃者?/私はここ数年来……/落葉よ……/観念じ……/荒れるやらむ……/舌代/同心の星々……/歌留多頌/表紙のことば/失題の渚/クロマトポイエマ讃/世界の同時存在のことを……/野の鍵を……/アララットの船あるいは空の蜜へ小さな透視の日々/地の稲妻/青い羽根のあるコラージュ文/ハンス・ベルメール断章/眞名子凝らし……/B16三十年代に笑いのつむじ風を……/短句戒/古地図を辿って……/本のつくり/一定ノ空間内デ……/うつくしき人……/手遅れナンセンス!/一風情の客一人/雲の収斂/独り言の形式で/人形螺旋/音の道、道の音/小曲/アリスのようなアリスのようなアリス/瞬くあいだ/失題/失題/色彩的な雲水よ、なぜ/遅レノ速サ……/物化考断章/手が先き、先きが手/メモラビリア、あしたの花/方外客語/片割れ帽子に題す/鳥たちのための……/暗中手記/宇宙人……/みとり児よ……/左手にわれ知らず握る/繪呂語呂説/曼陀羅華……/奇遇/花田清輝を追悼する会への手紙/ミロ版画の魅力を/未然の構図/アスベスト館の宵を偲ぶ/隣組同士/愛と死の彼方へか……/人形に……/画相のあいだ/貢物の時は終った……/古い古い夢語り……/絵のなかの雑記帖/アリスまたの名アリビ/物質のまなざし/雨の日号の船出/風の巣をもとめて/小球子譚/地つづきの水/郁乎随想/ことば/「上田保著作集」を読んで/夢なかば/扉の国へ/線人抄/守護者・石・海/或る扉絵考/ツバサナス……/けれども曼陀羅は旅している/恩地孝四郎の遺作/『瑛九』を待ちながら/アントニ タピエスと/に /黒い炎のたたずまい/先駆者の軌跡/旅する人と絵と/鏡に沿って/虹鱒よ……/時よアラン……/鈴木博義、それは……/磁界に沿って/讃/幻獣小異/不思議の国異聞/余白考/書物というアート/狂花思案抄/エクスプレスで/ヴォルスからの消息/夜行の果ては/塩売りや……/現前するガウディ/感想/彼の微笑、それから/ふと現われるもの……/ミツマサのためのコトバ/時空への投華を/私記土方巽/稲妻と俳諧抄/《稲妻捕り》とともに/妖精よ永遠に/美術と書物/窓ごしに……/地水火風の出会いに/私たちの出会いといえば……/多層の意味を残して/不可思議は……/ミロは詩である/夜ごとの夢は……/敏捷で……/木枯しや……/手箱から/断章/青天の霹靂記/軒下の言葉、それとも?/冥府の虹/旅人の壁/掌中破片/ティンゲリーのカミカゼ/野に置け風の時計/断片/機密の地図つくり/時の余白に/瑛九の訪れ/荒川修作のブルー・プリント/荒川修作への小序/「意味のメカニズム」に寄せて

解題(鶴岡善久)
初出一覧

月報:
謎々ゲーム(中江嘉男と上野紀子)/アリスアリビ劇中劇(金子國義)/鳥打帽子(菊畑茂久馬)/断抄(篠原佳尾)
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