1980年　14.3×22.0　P246　表紙少ヤケ、汚れ、端僅イタミ　小口少汚れ

全246ページのうち特集134ページ。

目次：
【ヒストリア・アニマリウム7】象牙の箸と杉の割箸（奥本大三郎）
【笑いの宇宙7】千九百三十一年の写真結婚（小野耕世）
【耳目抄16】明治の翻訳批評（竹西寛子）
【メルヘン・ランド】お茶の時間（立原えりか）
【連載】　コントやまねこ7（長谷川四郎）
【詩】
　葱嶺（財部鳥子）／紫陽花の頃（諏訪優）／詩二篇（滝口雅子）／郵便局へいく道（関根弘）
【ドラコニア綺譚集　その三】鏡と影について（澁澤龍彦）
【新しい海外文学】オイレンシュピーゲル　アメリカ（ローザイ　訳：種村季弘）／解説　荘子的タオの旅人

特集：萩原朔太郎―欧化と回帰
【評論】
　萩原朔太郎の「西洋の図」（富士川英郎）
　朔太郎におけるヨーロッパ（久保忠夫）
　萩原朔太郎とリルケ（神品芳夫）
　朔太郎とニヒリズム（杉田弘子）
　朔太郎は日本へ回帰したか（中桐雅夫）
　『氷島』について（桶谷秀昭）
　朔太郎の率直さ（渋沢孝輔）
　竹ものがたり（アリュー　訳：宇佐美斉）
　「ソライロノハナ」の数字（佐々木幸綱）
　わがこころはいつも……（荒木亨）
　萩原朔太郎の俳句観（平井照敏）
　『全集』第六巻を読む（藤井貞和）
　書簡よりみた萩原朔太郎（佐藤房儀）
【対談】朔太郎と現代（那珂太郎、粟津則雄、入沢康夫）

【連載】断章（大岡信）
【『夏』創作ノート】小説構想への試み（十九）（中村真一郎）
【解放区】
【われ発見せり】ドストエフスキーにおける「善」の哲学（磯谷孝）