2004年　Ａ５判　P716　帯付

“汝自身を知れ
ギリシア哲学からカント、ヘーゲル、マルクス、ベルグソンまで、西洋の大哲学者たちの世界観の根底を流れる衝動を深い共感にもとづいて汲み上げ、人間の生にとっての哲学的思考の意味を開示する著者の哲学的主著、待望の邦訳！”（帯文）

目次：
【第一部】
一九二四年版　序文
一九一八年版　序文
一九一四年版　序文
第一章　叙述の基本的姿勢に関する導入的考察
第二章　ギリシアの思想家たちの世界観
第三章　西暦紀元からヨハンネス・スコトゥス・エリウゲナに至る思考生活
第四章　中世の世界観
第五章　近世の思考発展期の世界観
第六章　カントとゲーテの時代
第七章　世界観と人生観の古典主義時代の思想家たち
第八章　反動的世界
第九章　急進的世界観

【第二部】
一九一四年版　序文
第一章　精神をめぐる闘い
第二章　ダーウィニズムと世界観
第三章　幻像としての世界
第四章　カント的思考法の余韻
第五章　科学的事実に基づく世界観
第六章　現代の観念論的世界観
第七章　現代人とその世界観
第八章　人智学の素描的概観

引用文註
索引
訳者あとがき