昭和18年2版　四六判　P131　全体に経年によるヤケ、汚れ、少イタミ　カバー破れ、一部欠損　小口シミ汚れ　両見返しチリ部少虫喰い

わが国における雛遊び、雛人形の歴史を中心に、その製作、各地の雛などについて紹介する。

目次：
雛の語源と起源／支那の故事と曲水宴／古文書に顕れたる雛遊／立雛の産れる迄／立雛から座雛へ／寛永前後／三月三日の雛遊／徳川時代第一期／徳川時代第二期／徳川時代第三期／幕末と雛／明治維新と雛祭／日清戦役と雛祭り／大正から昭和の雛／青眼の人形と雛祭／雛人形の飾り方に就て／天兒と御伽這子／雛人形種類（・立雛之部　・座雛之部）／新製雛各種／雛の調度／御伽犬に就て／雛雑話（・ひいなの草紙　・ひいな遊の由来　・名優に似た雛　旗本婦人の寄遇と悲哀　・雛人形の胴体に陀羅尼　・子育雛縁起　・伊豫松山の雛あらし　・桃花物語）／雛の製作と製作人／富本の雛人形業平／信濃中野町の雛市／小倉の雛祭り／後の雛／雛使／著名の人物と雛／ひいな人形の系図／雛に関する俳句／雛に関する和歌／雛人形に関する俗謡