1955年 B6判 カバー無し裸本・ソフトカバー P290、390 各巻とも全体に経年によるヤケ、汚れ、少イタミ 下巻のみセロハンカバー付、栞一枚(登場人物記載)付
目次:
【上巻】
解説
第一章 {一 クラーク博士針路をあやまる/二 ベッドか棺か 犬か隕石か/三 胎生分析 月、天を飛ぶ}
第二章 {四 無電士とインディアンの女 まだかいがあろうか?}
第三章 {五 空飛ぶ円盤をめぐって 鼠の実験}
第四章 {六 最大の危険 アッダ或る道にすむ}
第五章 {七 径かたびらよりシャツなしの方がまし 「ばかな真似するなよ、ロービー!」/八 駅伝リレーの筒事件 おれたらは死ぬ、地の果で}
第六章 {九 アーネストおじさんのお話 ジミーと空のない国}
第七章 {一〇 子供の手紙 ぼくは期待します、お母さん/一一 「アカい落下傘部隊」 町に降下 地下室石炭庫のこの世の破滅/一二 アイルとジミーの活躍 「ミスター・ドブ臭さ」対赤毛}
第八章 {今にあらゆる点火栓が火花をだすときは 不正をゆるものは……/一四 子供の手紙さらに波紋をひろげる FBI綱を張る}
第九章 {亀には甲羅がある。あなたには何があるか? 死亡章つけた子供たち/一六 「楊子」先生ねじをしめる 存在なきゼロ、ベニー・バーンズ/一七 ロビーのバスとの最後の夜 また帰ってくるわね、かわいい人}
第一〇章 {一八 バットはアッダと闘う プラカードの下図/一九 死んだ猫を垣根ごしに ドイツからの手紙}
第一一章 {二〇 ヴァン・ダイク・クラブでの計画 一本腕の泥棒/二一 ロビーは殺人者となるのを欲しない 最初のメネテーケル(炎の文字)/二二 助けて下さらなくちゃ、ドン! 「ロシアのスパイ」/二三 ドロシーがシャーマン氏を片づけた次第 無電室で魔薬《マリファナ》タバコを呑む男たち}
第一二章 {二四 蝸牛の殻から出るんだ! 戦争と平和の戦争/二五 脳みそに赤い黄身をつけて 真の勝利/二六 なぜジーンは嘘をついたか? ドーナルドは助けるだろうか?}
【下巻】
第一章 {一 復讐をくわだてる男 空飛ぶ円盤視界に/二 南方に光の跡 火柱地に墜つ}
第二章 {三 ベスの最後 「ベス事件」はじまる/四 不幸中の幸い! ちょっと遠乗りに《テイク・フォア・ア・ライド》/五 X-F3Dの残骸 ベスはどこにいる?/六 どっちが本当かしら? ジーンは答えない/七 ボイル先生とフランシス 結晶点}
第三章 {八 「手際のよい仕事」 ジーンは何を知っているか?}
第四章 {九 ベスふたたび浮び上る これもまた戦争ぎせい者/一〇 ジョー・モリスの口座番号 罪か運か?/一一 ジェフは真実を語っているのか? 空飛ぶ円盤は「モービー・ディック」
第五章 {一二 アーネストおじさん港にゆく 募集係の口笛を吹く/一三 白バラ酒場にて ロバのかわりに王国を}
第六章 {一四 ジェフ、ジーンのもとに来る ジーン、アッダと対す/一五 ジーン、グループに報告する 「われわれは卵の殻から匍いだすのだ」/一六 ドイツからの二度日の手紙 ジーン、仲間外れとなる}
第七章 {一七 夜アッダのもとで ベン・バーンズ、モリスの口座番号を調査する/一八 アッダ、ジーンのために闘う ジーン、アッダのために闘う/一九 飛行士キャンプに裸女の死体 CCC=亀の子装甲}
第八章 {二〇 「道徳にも何か原始的なものがある」 フランシス新しい道に踏みだす}
第九章 {二一 港の集会! 「ランク・アンド・ファイル」挑発者を暴露する/二二 メネ・テーケル・ウファルシン 「神の怒り」語る/二三 風向はそちらだね? 人間の血を売る商人/二四 アーネストおじ さんついにさらけだす
一桁の数の統計学者/二五 アッダ、敵の刃の下をくぐる 巻肉小路の闘い/二六 堅いくるみ この夜}
第一〇章 {二七 クラーク家の警報 「ムスタング」機空飛ぶ円 盤に爆破さる/二八 「楊子」ふたたび登場 ブーメラングは我身に飛び戻る/二九 神経戦 殺人者はどこにいる?}
第一一章 {三〇 小さな黒い牡牛 ジョー・ヒルの歌/三一 「犬の鑑札」への反抗 足跡は一つの点に向っている/三二 魔女狩りはじまる 「犬殺し! 犬殺し!」/三三 フランス、先生を疑う 「真実でもっても嘘をつくことができるよ」}
第一二章 {三四 アーネストおじさん手紙を受取る 一つの「事故」}/三五 ローズばばちゃんのお通夜 殺人者たちはどこにいる?/三六 殿様とクラークの最後の会話 壁を通って進む死者たち/三七 死んだアーネストおじさん 町をゆく}
第一三章 {三八 港のストライキ アンはくびになるか?/三九 クラークとディアネティク療法師 ベン・バーンズ、クラークに反撃す/四〇 X時ついに至る クラークの最後}
第一四章 {四一 論理的連鎖 港のストライキ/四二 ジーン危地に陥いる ドイツからの第三の手紙/四三 ボイル先生、非米活動調査委員会に出頭 フランシス、母と対す/四四 空飛ぶ円盤をめぐって ジーン、ジェフを訪れる/四五 ジーン、フェリー大尉と対す 今一度クラーク事件}
第一五章 {四六 バットと子供たち 馴鹿の話/四七 アッダとジーン、海岸にて やっぱり、甲斐がある}