大正10年　18.5×12.5　各巻経年によるイタミ、ヤケ、汚れ、扉ページ蔵書印　天之巻表紙端破れ、扉ページ虫喰い　地之巻前半100ページ辺りまで余白各所に書入れ消し跡

数十誌の新聞や俳句雑誌を渉猟して集めた明治時代の俳句（約3万5千句）を季節ごと、題ごとに収録。

“一、本書は俳壇に著はれたる大家名士の高吟を弘く渉猟して悉く巻中に収め、初学者の為に時勢の新潮を知らしめ、俳句の作例を示すを以て目的とし、編纂したるものなれば数頗る多く、句数又豊富なり。
二、本書は日本、国民、萬朝、読売、二六、朝日、日々、時事、毎日、ホトゝギス、卯杖、俳星、宝船、懸葵、アラレ、五月、藻の花、俳諧草紙、朝虹、乾鮭、其他数十種の新聞雑誌より、編者が嗜好に任せ類選輯録したるものなり。”（凡例より）

【天之巻】自叙P4＋凡例P2＋目次P16＋新年P143＋春P338＋夏P320
【地之巻】自叙P4＋凡例P2＋目次P13＋秋P352＋P300