昭和63年　A５判　P430　函僅クスミ　本体元パラ折れ跡

目次：
まえがき

第一章　米のもつ力　―生と死の境―
　第一節　振り米の意味
　第二節　枕飯考
　第三節　野がえり考　―米をかむ習俗についての考察―
　第四節　斎の膳と四十九の餅

第二章　送終の礼と刃物
　第一節　枕刀考
　第二節　刃物の意味
　第三節　送終の礼

第三章　先祖供養
　第一節　四十九日の意味
　第二節　卒塔婆考
　第三節　両墓制における石塔の問題
　第四節　送終の儀礼

第四章　葬制・墓制
　第一節　兵庫県の葬制・墓制
　第二節　国崎の葬制・墓制　―兵庫県川西市―

第五章　誕生の民俗と食物
　第一節　産飯考
　第二節　産神が産の穢を忌まない理由
　第三節　百日《モモカ》を祝う意味　―食初を中心として―

付論
　一　石清水八幡宮厄除け詣り習俗の成立について
　二　阿弥陀如来の光背にある十三化仏の持つ意味

あとがき