2007年　A５判　P210　帯付　カバー端僅スレ、僅イタミ

訳：影浦峡、田中久美子

“伝説の名講義を明快な翻訳で正確に再現、ソシュールの真髄に迫る。”（帯文）

1910〜1911年、ソシュールがジュネーヴ大学で行なった一般言語学に関する講義を記録したエミール・コンスタンタンのノート10冊のうち、第1冊目から第3冊目の途中および第七冊目から第10冊目までを訳出。

目次：
訳者まえがき
凡例

序章　言語学の歴史を簡単に振り返る

【第I部　諸言語】
第1章　言語の地理的多様性　異なる種と多様性の程度
第2章　地理的な多様性という事実を複雑なものにするかもしれないさまざまな事実
第3章　原因の観点から見た目語の地理的多様性
第3章　文字表記による言語の表現

【第II部　言語】
第2章　言語記号の本質
第3章　言語を構成する具体的な実体は何か
第4章　言語の抽象的な実体
第5章　言語における絶対的な恣意性と相対的な恣意性

第3章　（記号の不変性と可変性）
第4章　静態言語学と歴史言語学　言語学の二種性
第　章　静態言語学
第5章　項の価値と語の意味　両者の一致と差異
第…章

解題　新しい世紀のソシュール（石田英敬）
用語索引
引例索引