昭和61年　16.8×26.4　P521　カバーヤケ　小口ヤケ、少汚れ

目次：
I【オートマン増殖・真理】
オートマンの一般理論（ジョン・フォン・ノイマン　訳：鎌田、富久）
数学の確実性は絶対か？（ノーバート・ウィーナー　訳：野矢茂樹）

II【caos bios nomos】
脳の情報力学過程に対するカオスの不可能な役割（津田一郎）
カオスの意義（富田和久）
自然と秩序（鈴木増雄）
オートノミーの科学にむかって？（ジャン＝ピエール・デュビュイ　訳：菅啓次郎）

III【カテゴリー・オートノミー・論理】
ダブル・バインド（グレゴリー・ベイトソン　訳：高橋和久）
嘘つきパラドックスの解法（ロバート・L・マーティン　訳：山内志朗）
行為の基礎論　スペンサー＝ブラウン『形の法則』について（山口昌哉）
カテゴリーとトポスのために（森毅）
自律のフォーミュレーション（討議：山口昌哉、森毅）
カテゴリーと数理論理と対角線論法（塚田春雄）
学習と自己組織系　コンピュータ科学者の悩み（野崎昭弘）

時間切片　あるいは増殖する楽譜

IV【認識・分化・情報】
生体の組織（フンベルト・R・マトゥラーナ、フランシス・J・バレーラ　訳：管啓次郎）
免疫系の機能（ニールス・K・イエルネ　訳：日野志郎、日野茂男）
生物情報の起源（マンフレッド・アイゲン　訳：養老孟司、増田弥生）
生物法則の深層構造　私にとって自己組織化とは何か（柴谷篤弘）
第二信　超個体の形成と組織分化　構造の形成・維持・推転の機制　連載2（廣松渉）
生物の中の情報の流れ　非線形振動子集団としての粘菌（松本健司、上田哲男、小畠陽之助）

V【連載】
第II章　個性と普遍性　［ゆらぎの科学　連載2］（武者利光）
問いの場処　A物語の問い、法の問い、あるいは存在と死　［paralogia　連載2］（小林康夫）
夢から文学へ　［カイエ以後のヴァレリー　連載1］（清水徹）
テアノの墓碑　まなざしに就いて　［墓のオントロギイ　連載2］（澤柳大五郎）

第III部「可視的世界について」　［哲学の原理　連載1］（ルネ・デカルト　訳：井上庄七、平松希伊子）

音楽形式論素描1（近藤誠）