1978、77、76、77、87年 A5判 各巻函ヤケ、汚れ、少イタミ 第1〜4巻月報付 第5巻のみ装幀違い
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【第1巻 密教の理論と実践】
P251
“宇宙(マクロコスモス)と人間(ミクロコスモス)との神秘的合一をいかにして果たすか。密教の代表的な諸経典の解説を通して、その実践体系の構造を明らかにする”(宣伝文)
目次:
はしがき
序章 密教の哲学体系
密教の哲学体系 ―その起原·背景·展開(金岡秀友)
第一章 密教の思想
1 インド・中国(宮坂宥勝)
2 日本(村岡空)
第二章 密教の実践
1 インド・チベット(松長有慶)
2 中国(那須政隆)
3 日本(清野智海)
4 密教と修験道 ―曼荼羅を中心として(宮家準) {一 修験道の発展と密教/二 修験道の思想・儀礼と密教/三 峰入修行と曼荼羅/四 修法・灌頂の曼荼羅/五 礼拝・唱導の曼荼羅}
第三章 密教の諸経典
密教の諸経典(松長有慶)
第四章 密教の構造と本質
1 密教と呪術(立川武蔵)
2 西洋哲学と密教 ―密教哲学の新しい可能性のための覚書(岡村圭宵)
【第2巻 密教の歴史】
P246 本体元パラ折れ跡、少時代シミ
“アジアの代表的な神秘主義思想としての密教は、インド、中国、日本でそれぞれ独自の宗教を生み出したが、その展開の歴史的意義を解明するとともに、各地の民族宗教との融合の諸相を掘り起こす。”(宣伝文)
目次:
はしがき
序章 密教の歴史的意義
密教の歴史的意義(宮坂宥勝)
第一章 インドの密教
1 インド密教概説(清水乞)
2 サハジャの神秘主義(奈良康明)
3 南海の密教(岩本裕) 『聖大乗真言理趣論』
第二章 中国の密教
1 歴史過程と金剛界(勝又俊教)
2 胎蔵界(長部和雄)
第三章 密教と道教
密教と道教(吉岡義豊)
第四章 ネパール・チベット・モンゴルの密教
ネパール・チベット・モンゴルの密教(金岡秀友)
第五章 日本の密教
1 奈良時代の密教(勝又俊教)
2 平安時代から江戸時代まで(宮坂宥勝)
3 天台の密教(三崎良周)
4 日蓮の密教 ―密教の日蓮の思想におよぼした影響について(戸頃重基)
【第3巻 空海の人生と思想】
P268 帯付(少イタミ、背ヤケ) 本体元パラヤケ、折れ跡、少時代シミ
“修行に打ち込む才気煥発の青春時代、壮大な気宇のもとに即身成仏思想を大成した壮年時代、国家の論理と密教の価値を統一せんとした晩年を明らかにし、あわせて空海芸術の本質に迫る。”(宣伝文)
目次:
はしがき
序章 空海の哲学(梅原猛)
第一章 空海の生涯(宮坂宥勝)
第二章 空海の思想(金岡秀友)
第三章 空海の芸術(田村隆照)
第四章 空海の著作(松長有慶)
第五章 空海をめぐる伝説と民間行事(宮崎忍勝)
【第4巻 密教の文化】
P329 本体元パラ端少破れ
“宗教文化史という面からみるとき、密教は世界に冠たる壮麗と絢爛を示す。絵画、彫刻、図像をはじめとして書やマンダラに示された芸術的香気を総合的に紹介し、新しい密教文化学の可能性を提唱する。”(宣伝文)
目次:
はしがき
序章 東洋文化と密教
東洋文化と密教(金岡秀友)
第一章 密教の芸術
1 密教の絵画・彫刻・図像〈a ィンド〉(山本智教)
密教の絵画・彫刻・図像〈b 中国・朝鮮〉(石田尚豊)
密教の絵画・彫刻・図像〈c 日本〉(真鍋俊照)
3 密教と音楽(山口耕栄)
4 密教と文学(村岡空)
第二章 マンダラと印
マンダラと印(山折哲雄)
第三章 悉曇学
悉曇学(宮坂宥勝)
第四章 密教と民俗
密教と民俗(宮崎忍勝)
第五章 密教へのアプローチ
1 インド学的アプローチ ―シヴァとヘールカ(立川武蔵)
2 宗教学的アプローチ(宮田登)
3 社会学的アプローチ(山折哲雄)
4 哲学的アプローチ(梅原猛)
【第5巻 密教小辞典】
P291 函キズ 本体背少シワ 月報なし
“インド、チベット、中国、日本に発展した宗教を対象とする基本的な事項(教相・事相)を簡潔に説明するとともに、宗教学的観点から選択された密教用語(儀礼・神話・象徴)の解説をもつける。”(宣伝文)