女人讃歌 ―甲斐庄楠音の生涯― 栗田勇 新潮社

昭和62年 四六判 P211 帯僅背ヤケ カバー少イタミ 見返し上角少剥がし跡 ページ僅汚れ、僅鉛筆消し跡

↓詳細は下記の画像および説明文をご参照ください。↓

販売価格

700円(税込)

●12月中の発送につきまして●
年末に向けて郵便局の休日窓口および集荷サービスがたいへん混雑するため、12月中は土日の発送業務を中止、平日のみ発送させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

売り切れました

美術・建築・デザイン評論・美術史・図像学ほか




昭和62年 四六判 P211 帯僅背ヤケ カバー少イタミ 見返し上角少剥がし跡 ページ僅汚れ、僅鉛筆消し跡

“穢い絵ではいかんのか
異色画家が放った日本画壇への一撃”(帯文)

“美しい絵だけが絵なのか?
甲斐庄楠音の忘れ去られていた作品群は、我々を根底からえぐる。不条理な肉体存在である人間を見据える冷徹な眼差しが、そこにはある。その厳しさゆえ、一度画壇注視の人となりながら、大正十五年作「女と風船」で楠音は“穢い絵”の烙印をおされた。その日以来、画家は穢い絵で綺麗な絵に打ち勝たねばならぬと胸中深く刻み込む。しかし……”(帯裏紹介文)


目次:
序章 謎の出逢い
 {一枚の絵/「七つの悪霊の棲む女/灼熱の情念を}
第一章 生い立ち
 {楠正成の末裔/母親似の少年/幼時の思い出/一篇の短篇小説/村山龍平を中心に/皇女和宮の遺品/明治の末の京都/非凡な目}
第二章 華々しいデビュー
 {青春/画壇にデビュー/京の若い日本画家たち}
第三章 「横櫛」の反響
 {第一回国画創作協会展/天才グループに可愛がられる/デビュー作「横櫛」/村上華岳、国展から去る}
第四章 穢い絵か美しい絵か
 {穢い絵事件}
第五章 女とモデル
 {汚辱を背負って女を描く/モデルと女/入賞のいきさつ/そろって落選する/竹内栖鳳の女性モデル/村上華岳の「裸婦図」/同性愛なればこそ……/舞妓と麦僊/女の側に立って眺める/“愛する者”を奪われる/しみじみとした京の暮らし/戦争で絵筆を断つ}
第六章 映画界のカイさん
 {映画界への転身/溝口グループの生活/二人の女人讃歌/「旗本退屈男」の衣裳}
第七章 山賊会
 {「山賊会」のこと/水谷八重子の画帖/隠れた仲間たち}
第八章 最後の展覧会
 {八十二歳の回顧展/「絵描きに絵を裁かれる」/虹のかけ橋}
終章 壮絶な遺作
 {最後の未完の遺作「畜生塚」/色彩のないドラマ/日本画と洋画の接点/官能的芸術家の最期}
販売価格

700円(税込)

●12月中の発送につきまして●
年末に向けて郵便局の休日窓口および集荷サービスがたいへん混雑するため、12月中は土日の発送業務を中止、平日のみ発送させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

売り切れました

※郵便料金の改定にともない、2024年10月1日から「レターパックプラス」および「定形外郵便」の送料を値上げいたします。(クリックポスト、ゆうパックは変更なし)

⇒[当店ブログ記事:一部送料改訂のお知らせ(2024.10.1)]

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける

Members

Cart

» カートの中身を見る

検索


海外文学

小説評論・エッセイ

国内文学

小説評論・エッセイ詩・短歌・俳句文芸誌古典文学(近世以前)

美術/建築/デザイン

評論・美術史・図像学絵画・写真・オブジェほか建築工芸・民芸・商業デザイン演劇・舞踏・映像芸術美術雑誌

人文/社会科学

思想・哲学・社会学宗教・民間信仰言語学・メディア論歴史民俗学・文化人類学・考古学

自然科学

自然科学史学術書・実用書読み物・エッセイ図鑑・事典

文化/風俗/サブカルチャー

文化・風俗芸能・音楽呪術・占術・オカルトサイエンス

暮らし・趣味の本

手芸暮しの手帖スポーツ・武術

児童書

戦前の絵本・児童書戦後〜1960年代の絵本1970年代〜現代の絵本児童書籍児童画集・児童文学論洋書絵本・外国語絵本

幻想/綺想/怪奇/シュルレアリスム/前衛・・・

国内シュルレアリスム海外

博物・本草・錬金術・魔術・記号術
妖怪・幻獣・神話・伝承
江戸の文化・風俗


その他

全集・セット本

文庫・新書・選書

雑誌・ムック本

展覧会図録

facebook

Mail Magazine

Feeds

RSS - ATOM