緑衣の鬼 少年探偵34 江戸川乱歩 ポプラ社

昭和59年23刷 B6判 P270 カバー少イタミ、少汚れ 本体表紙少時代シミ 小口およびページヤケ、時代シミ多

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昭和59年23刷 B6判 P270 カバー少イタミ、少汚れ 本体表紙少時代シミ 小口およびページヤケ、時代シミ多

“みなさんとはおなじみの名探偵明智小五郎には、小林少年というひじょうにあたまのよい助手のいることは、すでによくごぞんじのことと思います。この物語では、その小林少年が主役となって大活躍をするのです。
小林少年はふとしたことから奇怪な殺人事件にまきこまれ、その複雑ななぞを解こうとして、恐ろしい「緑の魔人」にたいし息づまるようなたたかいをつづけます。
小林少年はもう一歩というところまで、事件の秘密にせまったのですが、さいごにはやはり明智探偵の力をあおがなければなりませんでした。さて、名探偵があばいた事件の秘密とは? そして、魔人のおどろくべき正体は? なぞとき推理のおもしろさを、この物語によって、じゅうぶんにあじわっていただきたいと思います。”(本書「はじめに」)

挿絵:武部本一郎

目次:
巨人の短剣/笑う影絵/妖怪のおとしもの/緑の恐怖/消えうせた死体/足跡はなにを語るか?/怪紳士/トランクの中/不可解な態度/緑の家/ホテルの怪事件/南海の水族館/恐ろしい場面/白い人魚/よびだしの手紙/洞窟の惨劇/地下金庫の怪/煙のような犯人/明智探偵登場/魔人のでむかえ/地下道の出あい/三つの考え方/床下から刀が/はたして名探偵か?/奇妙な出発/またも死体消失!/意外な出現/意外な疑い/名探偵の推理/解けゆく謎/真犯人/最後の秘密
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