1987年　四六判　ソフトカバー　P292　帯およびカバー端少破れ　カバー背から端にかけてヤケ大、角スレ

“ピカレスク小説の伝統を受けついだディケンズの処女長篇 Pickwick Papers は、まさに抱腹絶倒の物語である。様々な角度からの８篇の『ピクウィック』論と、コックニーや風俗、娯楽、地誌、ディケンズ特有の表現などを盛りこんだ詳細な注を読めば、理解は一層深まるだろう。当時をしのばせる貴重な挿絵も載せた。”（カバー紹介文）

目次：
はしがき（宮崎孝一）
図版引用図書一覧

【Ｉ】　The Pickwick Papers論
　1　イギリス小説の伝統と The Pickwick Papers（小池滋）
　2　The Pickwick Papersの成立事情（青木健）
　3　Mr Pickwickをめぐって（間二郎）
　4 The Pickwick Papersの笑い（安富良之）
　5　不気味なヴィジョン（亀井規子）
　6　The Pickwick Papersと債務者監獄（中西敏一）
　7　衣服、都市、 Dickens（野畑多恵子）
　8　DickensとCockney（横川信義）
　Bibliography
【ＩＩ】 The Pickwick Papers　注
　（注釈者：青木健、太田良子、金山亮太、亀井規子、清田純子、大京子、中西敏一、野畑多恵子、間二郎、安富良之、横川信義）

注に関する参考文献
あとがき
執筆者·注釈者紹介
索引