平成20年 B5横長判 P89 非売品
旧字旧かな遣い
中里介山の大長編小説『大菩薩峠』の中から、「甲源一刀流の巻」から「間の山の巻」までのいくつかの場面を文章と挿絵で抜き出し、絵本の体裁にした1冊。
目次:
ご挨拶
序文
口絵
1 甲源一刀流の巻
第一図 峠の春/第二図 血煙/第三図 負はれ帰る/第四図 音無/第五図 道場荒し/第六図 妥協/第七図 水草小屋/第八図 藁打ち/第九図 掠奪/第一〇図 武術と操/第一一図 憂悶/第一二図 武州御嶽山/第一三図 恨/第一四図 音無しの構/第一五図 横死/第一六図 反抗/第一七図 霧の御坂/第一八図 嫉匁/第一九図 店頭/第二〇図 呼び留め/第二一図 仕返/第二二図 青梅街道/第二三図 追剥/第二四図 救ひ/第二五図 教訓/第二六図 端午/第二七図 いさかひ/第二八図 道場のぞき/第二九図 立合/第三〇図 不関/第三一図 夕立/第三二図 初対面/第三三図 はじらひ/第三四図 化物屋敷/第三五図 竹の子勝負(一)/第三六図 竹の子勝負(二)/第三七図 同情/第三八図 新徴組/第三九図 うたゝね/第四〇図 追跡/第四一 剣禅/第四二図 後見/第四三図 剣は心なり
2 鈴鹿山の巻
第四四図 しほの山/第四五図 対談/第四六図 脱走/第四七図 病気/第四八図 ひよつとこ/第四九図 袖すり合ひ/第五〇図 鼠/第五一図 たらちね/第五二図 離縁/第五三図 捨身/第五四図 殺し/第五五図 なきがら/第五六図 世間話/第五七図 屑買/第五八図 ふる郷へ/第五九 関の宿/第六〇 雲助/第六一図 一掌/第六二図 身の上
3 壬生と島原の巻
第六三図 旅宿/第六四図 心中/第六五図 壮士/第六六図 果し合ひ(一)/第六七図 果し合ひ(二)/第六八図 虎鉄/第六九図 出口の柳/第七〇図 おぢさん/第七一図 さぐり合ひ/第七二図 島原/第七三図 暖簾の間/第七四図 地蔵/第七五図 能化/第七六図 めをと饅頭/第七七図 長谷の籠堂
4 三輪の神杉
第七八図 たのむ木陰/第七九図 三輪の社家/第八〇図 執念(一)/第八一図 執念(二)/第八二図 蚊遣火/第八三図 邂逅/第八四図 鉄砲/第八五図 宝蔵院流/第八六図 血みどろ/第八七図 あと始末/第八八図 鍵屋の辻/第八九図 隣室の豪傑/第九〇図 立退要求/第九一図 制止/第九二図 笠/第九三図 初瀬河原
5 龍神の巻
第九四図 落武者/第九五図 最後の評定/第九六図 失明/第九七図 人相書き/第九八図 龍神温泉/第九九図 狂乱/第一〇〇図 旅立/第一〇一図 捨斬
6 間の山
第一〇二図 間の山/第一〇三図 主従/第一〇四図 大樓/第一〇五図 あした夕べ/第一〇六図 遺書/第一〇七図 自害/第一〇八図 壮佼/第一〇九図 かけ込み/第一一〇図 奮闘/第一一一図 槍/第一一二図 拾い読み/第一一三図 船小屋/第一一四図 無情/第一一五図 逮捕/第一一六図 十八文/第一一七図 引廻し/第一一八図 回生/第一一九図 船出