1981年 四六判 ソフトカバー P298 ビニールカバー僅イタミ 本体表紙背から端にかけて少ヤケ 天時代シミ ページ下角僅折れ跡
“ダダからシュルレアリスムへ
ダダはすべての青春に共通する反抗から生まれた。歴史と論理、すべての概念を無視して出発した。シュルレアリスムの詩的革命も、ツァラなくしては存在しない。対立はツァラとブルトンとの間だけで、ダダとシュルレアリスムとの間に断絶はない。”(帯文)
目次:
【詩人論】
トリスタン・ツァラ(ルネ・ラコート、ジョルジュ・アルダス)
序文
ダダ {チューリッヒ一九一六年/一九一七年/一九一八年/パリ一九一九年/一九二〇年/一九二一年/一九二二年パリ会議/一九二三年}
ダダからシュールレアリスムへ {近似的人間/一九三一年}
総合
道標
ツァラ一九六〇年
【作品】
アンチピリィヌ氏の最初の天上冒険
アンチピリィヌ氏の第二の天上冒険
{アンテリュプシヨン夫人/無関心な頭脳/AA氏/耳/サチュルヌ氏/無関心な頭脳/耳/アプソルプシヨン氏}
二十五の詩篇
{わが心の闇の大いなる嘆き歌(二)/わが心の闇の大いなる嘆き歌(三)/抽象的心臓のシネマカレンダー(・2 ・3 ・21)/邪悪な望み/眩暈の鍵/アルプ内心で非難する}
わが鳥たち
{ギヨーム・アポリネールの死/病める地表/太陽のひだの上に}
心の道への指標
{ボルト/定規}
旅人たちの木
{重い夕刻/禁じられた火}
近似的人間
{I/VIII}
狼が水を飲む所
{草の罠/年月の溶解/狼が水を飲む所/眼差しを汲む井戸掘り人夫}
反頭脳
{人として/石化したパン/夜の前に/レ・デゼスペラント}
種子と成果
{種子と成果/底から頂きまでの輝き}
勝利の真昼
{夜の概要/黒い夏の/海星たちの道で/川から逃れて}
時の間に
{存在理由/失われた道}
生の印し
{夜の門口}
地上の地
{ある夕暮れ/波}
位相
{4/貸借勘定として}
戦うことなく
独り語る
{迷える女たち/水の笑い/藁の言葉}
人の想い出
{壊破された時間/脱逃者/舌の上の牡牛/世界の重み}
最初の手
内部の顔
{II}
炎を高く
早朝
{II}
わが愛する人びと
{沖積土/馬}
生れ来る時
{夏の終り}
許された果実
{海のほとりの哀歌
兄弟の森
未発表作品
{不眠症の人物/シャンソンと反シャンソン}