昭和60年再版復刊　Ａ５判　P278　函下角僅シール剥がし跡　本体元パラ付

昭和18年に刊行されたものを、著者没後30年を記念して復刻。
神道系宗教団体「梅田開拓筵　とほかみ社」の筵主・梅田伊和麿が、独自の研究から導いた『古事記』解釈にもとづき、その神霊観・宇宙観などを説く。またそこから、天皇中心の国体観などについても論を展開する。

目次：
口絵
日々の神界（石原玲吉）
復刊に際して（梅田美保）
復刊のよろこび（青木芳郎）
故山の追憶（大橋幸雄）
序（一）
序（二）

第一章　天地初発の時
　第一節　造化開元の神
　第二節　天神と別天神
　第三節　地上の岩戸開き　中の道を実践する統一世界
　第四節　神道一貫の貫　不老不死の生命発生
　第五節　神籬磐境の開元神
　第六節　神宝と瑞宝
　第七節　日来息《ひくいき》と月来息《つくいき》
　第八節　造化三神
　第九節　大和魂の本源
　第十節　国土の修理固成
　第十一節　神籬と磐坂
　第十二節　天神諸命以ての意義
　第十三節　神人一体の意義
　第十四節　大御宝と青人草
　第十五節　独神隠身と妹神
　第十六節　稲穂と稲荷大神
　第十七節　大日本国成立の意義
　第十八節　左旋、右旋、三倍輪力

天地神人綜合大目的―地の岩戸明け（飯泉春長）
音読を勧める（岡晃弘）
翁の遺風（松下正義）
付録（一）　皇道典儀宣布
付録（二）　神事相伝案内
付録（三）　日常斯の道　修養行事