平凡社選書52 歌枕 奥村恒哉

1977年 四六判 P274 天時代シミ

↓詳細は下記の画像および説明文をご参照ください。↓

販売価格

0円(税込)

●12月中の発送につきまして●
年末に向けて郵便局の休日窓口および集荷サービスがたいへん混雑するため、12月中は土日の発送業務を中止、平日のみ発送させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

売り切れました

国内文学詩・短歌・俳句ほか短歌・俳句

国内文学古典文学(近世以前)



1977年 四六判 P274 天時代シミ

“日本文学は歌枕を抜きにして考えられない。固有の情緒的イメージをもつ2千の地名は万葉集から古今集、新古今集等をへて連歌俳諧など中近世の詩歌はもちろん源氏物語・蜉蝣日記・更級日記・太平記等々の散文文学と深くかかわり大和絵や数々の装飾芸術をも彩りつつ今日ではたとえば大相撲の年寄名などでひろく親しまれている。
だが歌枕とはなにか―本書はその起源・意味・範囲等を具体的に考え地名考的側面から種々相をさぐって日本文学研究の空白を埋めんとする。”(カバー裏紹介文)

目次:
序章 日本文学と歌枕

【I 歌枕の世界】
第一章 歌枕の範囲 名所ヲトルニ故実アリ
第二章 歌枕の禁忌 只根源歌のはばかりあれば也
第三章 歌枕の起源 いづれの社頭もよむべし
第四章 歌枕の意味 いづれの国と才覚はおぼえて用なし
第五章 歌枕と散文 源氏見さる歌詠みは遺恨の事なり
第六章 歌枕の創出 ことばはふるきを、心はあたらしきを
第七章 架空の歌枕 今深草に霞の谷と聞ゆる所あれど

【II 歌枕の種々相】
第一章 みなせかば 普遍名詞から固有名詞となった歌枕
第二章 をだえのはなし 『万葉集』の誤読から生じた歌枕
第三章 やまぶきのせ 『万葉集』の難訓から生じた歌枕
第四章 にへのいけ 地形的に消失してしまった歌枕
第五章 すみのえとすみよし 一般に同義とされる両歌枕の併存の根拠
第六章 うぢかは・うぢやま 鳳凰堂の壁画にみる倭絵と歌枕
第七章 まきのしま・たちばなのこじま・うめのしま 宇治川小島への文学的地理考
付章 やまさき付近 『土佐日記』難解個所の地名考的解読

【III 『源氏物語』と歌枕】
第一章 『源氏物語』における「小野」の位置
第二章 『源氏物語』地理考証―京都から宇治へ
 出発―大和大路/こはたのやま/こはたより宇治へ/ひつかはの橋/まきのをやま/をちなる里
第三章 宇治十帖の風土
 八宮の邸/をちの里/右のおほい殿しり給ふ所/山の岩屋/宇治山の聖と恵心僧都/はしひめ/まきのをやま/かげろふの石

あとがき
販売価格

0円(税込)

●12月中の発送につきまして●
年末に向けて郵便局の休日窓口および集荷サービスがたいへん混雑するため、12月中は土日の発送業務を中止、平日のみ発送させていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

売り切れました

※郵便料金の改定にともない、2024年10月1日から「レターパックプラス」および「定形外郵便」の送料を値上げいたします。(クリックポスト、ゆうパックは変更なし)

⇒[当店ブログ記事:一部送料改訂のお知らせ(2024.10.1)]

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける

Members

Cart

» カートの中身を見る

検索


海外文学

小説評論・エッセイ

国内文学

小説評論・エッセイ詩・短歌・俳句文芸誌古典文学(近世以前)

美術/建築/デザイン

評論・美術史・図像学絵画・写真・オブジェほか建築工芸・民芸・商業デザイン演劇・舞踏・映像芸術美術雑誌

人文/社会科学

思想・哲学・社会学宗教・民間信仰言語学・メディア論歴史民俗学・文化人類学・考古学

自然科学

自然科学史学術書・実用書読み物・エッセイ図鑑・事典

文化/風俗/サブカルチャー

文化・風俗芸能・音楽呪術・占術・オカルトサイエンス

暮らし・趣味の本

手芸暮しの手帖スポーツ・武術

児童書

戦前の絵本・児童書戦後〜1960年代の絵本1970年代〜現代の絵本児童書籍児童画集・児童文学論洋書絵本・外国語絵本

幻想/綺想/怪奇/シュルレアリスム/前衛・・・

国内シュルレアリスム海外

博物・本草・錬金術・魔術・記号術
妖怪・幻獣・神話・伝承
江戸の文化・風俗


その他

全集・セット本

文庫・新書・選書

雑誌・ムック本

展覧会図録

facebook

Mail Magazine

Feeds

RSS - ATOM