1987年 A5判 ソフトカバー P401 カバーヤケ、スレ、上端少イタミ 小口ヤケ 遊び紙上端少剥がし跡
目次:
日本版への序文
まえがき
序章
1 チューリッヒ・ダダ 一九一五-一九二〇
{ダダはどこでおこったか?/ダダはどのようにしておこったか?/キャバレー・ヴォルテール、そのメンバーと協力者/キャバレー・ヴォルテールからダダは生まれた/『ダダ』という雑誌/ダダの集会/抽象詩/天国語/偶然一/偶然二/笑い/私生活、カフェ・オデオン/《三九一》/バルセロナ/チューリッヒ・ダダの終り}
2 ニューヨーク・ダダ 一九一五−一九二〇
{《二九一》/アルチュール・クラヴァン、自己犠牲/マルセル・デュシャン、あるいはレディ・メイドにおける反偶然/マルセル・デュシャン、レディ・メイド/ニヒル/反芸術から芸術へ/無用なものの発明/ダダの『盲人』『ロング・ロング』『ニューヨーク・ダダ』/2×2=5}
3 ベルリン・ダダ 一九一八−一九二三
{ダダ以前/活動的なベルリン・ダダ/一九一八−一九一九年、最後の審判のトランペット/フォトモンタージュ/抽象詩から視覚音声学へ/非共同体/ハウスマンとバーデル/R・HとR・H/一九一九−一九二〇年、反芸術のもよおし/一九二〇−一九二三年、ダダの勝利!}
4 ハノーヴァー・ダダ
{人間シュヴィッタース/詩人シュヴィッタース/画家、出版者、《貼り絵作家》/シュヴィッタースの柱}
5 ケルン・ダダ
{マックス・エルンストとヨハンネス・バールゲルト}
6 パリ・ダダ 一九一九−一九二二
{言葉の更新/パリの反芸術/ジャック・ヴァシェ/詩人の総攻撃/雑誌AIZ/横顔/絶頂/遠足と《バレス裁判》/反・反と《パリ・会議》/ヒゲのはえた心臓/後産/準ダダ・超レアリスム}
7 後期ダダ
8 ネオ・ダダ
{モットー/盆栽/もつこととたべること!/ゼロの点/美術館と画商/大衆/未来}
解説(ヴェルナー・ハフトマン)
トリスタン・ツァラ『チューリッヒ日記』一九一五−一九一九抜粋
訳註
訳者あとがき(針生一郎)
参考文献
図版目次
索引