
1993年 A5版 P262 表紙背から端にかけてヤケ、裏シミ汚れ
全262ページのうち特集218ページ
目次:
【連載 西欧の知への眼差し 1】「科学」の誕生(村上陽一郎)
【歩行と思索】
言葉がその前後左右にぶら下げている情報 日本語基本システムについて考える(岩谷宏)
晩秋の黄色い雪(原ひろ子)
スペクタクル(池上俊一)
【連載 進化のイメージ 4】分岐と絶滅(承前)(長野敬)
特集 西田幾多郎
西田幾太郎と京都学派(梅原猛、中村雄二郎)
【テクスト】西田哲学を読む難しさ(上田閑照)
【世界の中の西田哲学】
京都学派の宗教哲学 その一概観(J・W・ハイジック 訳:高梨友宏)
懺悔道と理性の危機 田辺、西田と現代の哲学(J・C・マラルド 訳:秋富克哉)
【世界史の哲学】
《運命》のトポロジー 1 〈世界史の哲学〉とその陥穽(高橋哲哉)
「歴史的形成作用の論理」の光と影 西田幾多郎の「近代の超克」論再考(清水太郎)
【西田哲学の核心】
西田哲学の「技術論」(大橋良介)
西田哲学と知の悲しみ(中岡成文)
歴史の中の身体 西田哲学と現象学(野家啓一)
【西田哲学左派】
哲学的ロマン主義あるいは「無」というジャーゴン(上野俊哉)
三木哲学とマルクス 内在論からの超出(米谷匡史)
加藤正の《Pour Marx》(柿本昭人)
【種の論理】
自己犠牲と思弁1 種の論理の行方(港道隆)
「種社会」と国家(岸由二)
戦中期の中国における日本人知識人たちのクロス・ロード 中国での今西錦司をめぐって(粕谷英一)
西田哲学と東西の哲理(廣松渉、M・サントン)
【連載 論理の構造 第二期「思考の原理」第二十七回】判断とは? その構成要素12(中村元)
【研究手帖】ホモセクシュアリティーと存在しない場所《ユートピア》(末廣幹)