
平成24年初版 P255 カバー端僅イタミ
“憑きもの・河童・鬼・天狗・山姥・幽霊・異人―。太古の昔から、日本人は妖怪や迷信とともに生き、不安や恐れ、神秘感といった思いを共有して文化をかたちづくってきた。絵巻や物語に残された異形・異類・異界のものたちは、どのように描かれ、なぜ再生産され続けたのか。その歴史をたんねんにたどり、豊かな妖怪文化を築いてきた日本人の想像力と精神性を明らかにする。妖怪・怪異研究の第一人者によるはじめての入門書。”(カバー裏紹介文)
目次:
I 妖怪文化への招待
妖怪文化とはなにか/時代と文化を超える「妖怪」
II 妖怪文化研究の足跡
憑きもの/妖怪/河童/鬼/天狗と山姥/幽霊/異人・生贄/境界
参考文献
所蔵先一覧
文庫版あとがき