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※2013年2月に岡山市出石町のギャラリー「pieni deux..」で開催されたイベント「zine展 それぞれの本のかたち2」の出品用に弊店にて作成したものです。
(“zine”というのは「個人の手で構成・デザイン・印刷し、販売までする小冊子」のことです。)
自家製本の拙い冊子ですが、もっとも簡素な本作りの一例としてご笑覧いただけますと幸いです。
2013年 B6判 P36 中綴じ製本
泉鏡花の小説『草迷宮』作中の描写や構成など、テクストに込められた“迷宮的”仕掛けを、各場面ごとに読み解く試み。
目次:
プロローグ
茶店の老女が修行中の小次郎法師に語る話
(傘職人の夫婦/嘉吉の顛末①・②/珠と唄/不吉な遊びする子供たち/「黒門」の屋敷の悲劇)
宰八老人が黒門屋敷の道すがら語った話
(旅の青年が手毬を拾う)
黒門の屋敷で青年・葉越明が語った話
(黒門屋敷の怪異/手毬唄を探す旅)
黒門屋敷の魔物の話
(当夜の怪事/秋谷悪左衛門、罷り出る/物語の終わり)