
1994年初版 四六判 P221 カバースレ、上端少イタミ、内側少時代シミ 天・小口少汚れ
「傑作『黒い玉』で知られるベルギー幻想派の作家による、ひと味ちがう不気味な物語16編。なんともいえない後味を残す『黒い雌鳥』、そして『雌豚』等々……。気味の悪い話、奇妙な話、怖い話がお好きな方々にそっとお届けする傑作短篇集。」(カバー袖紹介文)
目次:
翡翠の心臓/甘美な戯れ/晩にはどこへ?/城館の一夜/青い蛇/モーテルの一行/ドナチエンヌとその運命/雌豚/ベルンカステルの墓地で/サンクト=ペテルブルグの貴婦人/エルナ 一九四〇年/黒い雌鳥/夜の悪女たち/鏡/アマンダ、いったいなぜ?/危機
訳者あとがき