昭和48年 A5判 P192 表紙およびページヤケ、時代シミ 背イタミ
目次:
死者の眼―彼岸と此岸の間(安永寿延)
物語・伝承のなかの他界
{神話と他界(益田勝実)/中世の信仰と他界観(岩崎武夫)/夢幻能と他界(戸井田道三)}
他界の在処
{海上他界の思想(小松和彦)/山中他界の思想(伊藤幹治)}
鼎談 常世と御霊信仰―南島の民俗と他界観 (桜井徳太郎、仲松弥秀、谷川健一)
アイヌの信仰と他界観(藤本英夫)
朝鮮の民俗と他界観(崔仁鶴)
他界と文学
{折口信夫と他界(前登志夫)/小泉八雲論覚え書 時間的エクゾチシズムの超克(堀切直人)/平田篤胤論(安蘇谷正彦)}
他界と妖怪(阿部正路)
よみがえる魂―インド・ネパールの旅(清水潔)
射手座(コラム) (山折哲雄、宮田登、落合清彦、大森忠行、佐野美津男)
連載 {細道の中国10 荒尾精・九烈士・水(竹内実)/旅と民俗と詩2 “ニーランの神”をめぐって(谷真介)/民衆宗教の原像5 宇宙霊に向かう視座―一元ノ宮(梅原正紀)}