楽園の歴史Ⅰ 地上の楽園 ジャン・ドリュモー 訳:西澤文昭、小野潮 新評論

2000年初版 A5判 P392 帯イタミ カバー背ヤケ

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2000年初版 A5判 P392 帯イタミ カバー背ヤケ

「心性史研究の第一人者による<楽園の歴史>三部作第Ⅰ部
先人たちの想像力
アダムは何語で話したか?アダムとイヴの身長は?先人たちはこの地上に存在しているはずだと信じた、楽園についてのすべてを知ろうと試みた。」(帯文)
「本書は、『創世記』に描かれた『エデンの園』あるいはその痕跡、あるいはその代替物が果たしてこの地上に存在するのかという、キリスト教化された西欧人にとってはきわめて重要な問題を扱っている。すべては『原罪』を遡る。もしアダムとイヴが楽園を追われていなかったなら、われわれの暮らしはどう変わっていたのかという素直な疑問。原罪以後、人間に科された罪の重さを考えれば、きっと『エデンの園』はこの上なく快適であったはずだとする確信。時代がルネサンス、大航海時代へと進むと、新しい知見は中世の空想じみた仮説を否定していったが、他方、新時代のもたらす知的道具を駆使して、人々は新たな『楽園』の発見へと奔走することになる。」(帯裏紹介文)

目次:
第一章 伝統の混交―モーセ、ホメロスから聖トマス・アクィナスまで (『主はエデンに園をお造りになった』/黄金時代、エリゼの野、幸福の島/ギリシア・ローマ神話のキリスト教化/地上の楽園―『歴史的』現実)
第二章 待機の場所としての楽園 (ユダヤ教の黙示録とキリスト教の黙示録/イエスが『楽園』を再び開いた)
第三章 地上の楽園と中世の地理学 (地上の楽園はなお地上に存在する ・『ヨベルの書』から聖トマス・アクィナスまで・聖トマス・アクイナスからクリストフォルス・コンブスまで/地上の楽園と中世の地理学)
第四章 プレスター・ジョンの王国 (偽造文書の勝利/プレスター・ジョンの王国とアジア/アジアからアフリカへ)
第五章 他の夢の国 (楽園に似る島/アメリカ大陸と楽園)
第六章 郷愁 (黄金時代と『幸福の島』に向けられた悲しみの視線/閉じられた庭/閉じられた庭から開かれた庭へ/花と泉)
第七章 新しい学問と地上の楽園 (文化の中心にある地上の楽園/方法と争点/中世の信仰を放棄する課程)
第八章 地上の楽園―その位置確定の探求(十六-十八世紀) (空想的位置づけの放棄/アルメニア、メソポタミア、パレスティナ ・アルメニア ・メソポタミア ・聖地―パレスティナ/補足的な問題)
第九章 世界の創造―その時間的確定の探求 (地上の楽園はいつ創造されたか/アダムからイヴの創造まで/イヴの創造から楽園追放まで)
第十章 『目を開くと、人間は幸福である自分を見た』 (存在の完璧さ/アダムとイヴの能力と知識/地上の楽園における結婚と社会)
第十一章 魅惑の園の追放 (化石によって喚起された諸問題/聖書と理性/進化論の誕生/ルソーとカントにとっての「自然状態」
結び 神話のもうひとつの読み方

巻末に原註、訳者あとがき、収録地図および美術作品一覧、作品名索引、人名索引を収録
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