1991年初版　四六判　P342＋索引P12　函カバー背ヤケ大　本体セロハンカバー上部イタミ　裏遊び紙僅ラベル剥がし跡、月報、スリップ付

目次：
Ⅰ　ロマン的魂たち
邂逅（フリードリヒ・シュレーゲル）／朝焼け（ティーク・ファッケンローダー）／〈ロマン派〉文学運動の発祥（ティーク）／二十九歳の誕生日（シュライアーマッハー）／人生の新しい一巻（ノヴァーリス）／イェーナの生活のひとこま（フリードリヒ・シュレーゲル）／ノヴァーリスの訪れ（リッター）／わたしが体験したこと（シュテフェンス）／シュテフェンスの印象『カール・フォン・ラウマーの生涯』より（ラウマー）

Ⅱ　あこがれと幻
ゾフィーの夜（ノヴァーリス）／青ざめた炎　パンベルク日記抄（ホフマン）／ディオティーマ（ヘルダーリン、ズゼッテ・ゴンタルト）／夢の影（ギュンデローデ、ベッティーナ）／虚実のあいだ（ベッティーナ、ゲーテ）／ベッティーナを訪ねて（グツコー）

Ⅲ　星座と囁き
ベルリン・サロン（ヘンリエッテ・ヘルツ）／マインツ革命からイェーナ・ロマン派へ（カロリーネ　テレーゼ　ドロテーア）／名望と憂い（ラーエル・ファルンハーゲン）／ドイツへの旅（グリルパルツァー）

Ⅳ　人さまざま
聖なる都　ヴァイマル便り（ジャン・パウル）／晩年のヘルダー（リッター）／『ギスカール』と死闘するクライスト（ヴィーラント）／スタール夫人とゲーテの母（ベッティーナ）／ホーベルポーベルの効能（ユスティヌス・ケルナー）／ミュンヘンの奇人バーダー（アッターボーム）／愛猫ムルの死亡通知（アッターボーム）／メーリケの思い出（シュトルム）

Ⅴ　光と響き
知られざる偉人（キューゲルゲン）／折にふれて　ルンゲの言葉（ルンゲ）／数学・音楽・色彩（ルンゲ、ティーク）／カフェ・グレコ（ハーゲン）／ナザレ派の祝祭（パッサヴァン）／皇太妃アンナ・アマーリア時代のヴァイマル（カロリーネ・ヤーゲマン）／ベートーヴェンを訪ねて（ベッティーナ）／ベートーヴェンの思い出（グリルパルツァー）／

Ⅵ　過ぎゆく時代
青春時代の日記より（グリルパルツァー）／ナポレオンを見た（キューゲルゲン）／戦火の町の芸術家　ドレスデン日記抄（ホフマン）／反動時代の学生組合（ベルネ）／パリからの手紙（ベルネ）／ベルネの思い出（ヘンリエッテ・ヘルツ）／ウィーン会議から三月革命へ（ファルンハーゲン・フォン・エンゼ）／晩年（アイヒェンドルフ）

巻末に人名索引を収録