
2017年 A5判 ソフトカバー P167 帯付 概ね良好な状態(特筆すべき瑕疵なし)
“妖怪研究の新たな可能性!
考古学と民俗学を駆使すると、妖怪や怪獸、民間信仰や伝承、そして身体感覚の、東西の多様性と共通性が鮮やかに浮かび上がってくる。
中国文明が創り出した東の龍、聖人に倒される西のドラゴン。モノと図像から怪異・妖怪を解明する三部作・完結編!”(帯文)
同じシリーズの『怪異・妖怪の世界』、および『怪異・怪獣の誕生』と本書をあわせて3部作となる。
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同シリーズ1冊目『モノと図像から探る 怪異・妖怪の世界』の商品ページを見る]
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〃 2冊目『モノと図像から探る 怪異・怪獣の誕生』の商品ページを見る]
目次:
カラー口絵
はじめに ―怪異・妖怪の東西に表れた人類の創造力(安井眞奈美、小田木治太郎)
東アジア古代の怪獣図像(小田木治太郎)
【コラム】有翼人面獣の系譜(山内紀嗣)
【コラム】ドラゴンの都市ノリッチ(桑原久男)
捏造された狂気? ―フェニキアの幼児供犠(橋本英将)
【コラム】山伏とブロッケンの妖怪(齊藤純)
手紙が伝える怪異 ―不幸の手紙の進化論(丸山泰明)
民間信仰にみる身体の図像化・造形化 ―妖怪画の背景を求めて(安井真奈美)
【コラム】胞衣をかぶって生まれた子供の信仰と民俗(飯島吉晴)
【コメント】怪異・妖怪の東西 ―比較妖怪学に向けて(小松和彦)
『スソアキコのひとり古墳部 ―奈良天理編』(スソアキコ)
怪異・妖怪のモノと図像 ―天理大学附属天理参考館蔵品紹介・天理大学附属天理図書館蔵書紹介
あとがき(天理大学文学部考古学・民俗学研究室一同
執筆者紹介