
2015年 A5判 ソフトカバー P144 帯付 カバー端僅イタミ 天地小口僅汚れ
“怪異の世界へようこそ!
弥生土器に描かれた線刻画
鏡の文様にみる想像上の動物たち
瓦に造形された鬼や幾何学模様――
考古学・民俗学が研究対象とする遺物や遺跡、儀礼や祭礼の世界には怪異・妖怪現象を探る素材があふれている。
2つの分野の研究を駆使し怪異の世界を掘り下げていく新たな挑戦!”(帯文)
本書に続いて刊行された同シリーズ『怪異・怪獣の誕生』および『怪異・妖怪の東西』とあわせて3部作を構成する。
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同シリーズ2冊目『モノと図像から探る 怪異・怪獣の誕生』の商品ページを見る]
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〃 3冊目『モノと図像から探る 怪異・妖怪の東西』の商品ページを見る]
目次:
カラー口絵
「モノと図像から探る怪異・妖怪の世界」へ、ようこそ(安井眞奈美)
【特別寄稿】「怪異」概念をめぐる覚え書き(小松和彦)
怪異のイメージを追って ―うぶめと天狗を中心に(安井眞奈美)
【コラム】姑獲鳥から産女へ(飯島吉晴)
大蛇と法螺貝と天変地異(齊藤純)
【コラム】大蛇の伝承(齊藤純)
【特別寄稿】古墳から妖怪はあらわれない。けれど ―ふたつの学問をつなぐために(化野燐)
弥生絵画を絵解きする(桑原久男)
【コラム】龍(橋本英将)
万里の長城を越える怪獣(小田木治太郎)
【コラム】不思議学問を勉強したい皆さんへ(化野燐)
天理大学附属天理図書館蔵書紹介・天理大学附属天理参考館資料紹介
天理大学周辺見所MAP
「怪異の世界」への第一歩 ―天理大学考古学・民俗学フォーラムの幕開け(天理大学考古学・民俗学研究室一同)
執筆者紹介