
2009年 文庫判 P349 帯角破れ カバー端少イタミ、僅汚れ 小口少ヤケ
“傀儡子からジプシーまで。
巫女、幻人、道士、方術師、遊女…。”(帯文)
“傀儡子、吟遊詩人、旅芸人、巫女、白拍子、魔法使い、方術師、香具師、揚水尺、幻人、ジプシー、博徒、踊り子、道士、勧進聖……。さまざまな民俗文化・芸能の媒体として、歴史の底辺に息づく漂泊放浪の民の交通を、日本に留まらず朝鮮半島、中国、さらにはユーラシア大陸の全域にわたって跡づけた、真に画期的な読み物。”(カバー裏紹介文)
目次:
はじめに
アウトローの仏教集団
遊俠の徒と遊行者と
伎楽と幻人と百戯
幻人百態
幻術を演ずる僧侶たち
道士と密教僧の魔法競べ
鉢は飛ぶ、UFOの如く
飛鉢法のあれこれ
魔法使い、次々と登場
ジプシーと傀儡子と
和製ジプシーの徒輩
朝鮮のジプシー楊水尺について
水草を逐うと木人を舞すと
傀儡子のルーツと発達を辿る
遊女と木人と散所と
今様・田歌・神歌のルーツ
勧進聖と説経師と雑芸
ペルシアの香具師たち
ジプシー覚書
むすび
あとがき
新装版へのあとがき
文庫版あとがき