
1990年 四六判 P126 帯・カバー少ヤケ、時代シミ、上端少破れ 小口時代シミ
“第七官界への旅!
「アップル・パイの午後」「第七官界彷徨」等の代表作で妖星のような輝きを放つ尾崎翠の文学との不可思議で幸福な出会いを、こどもと自然・植物世界をセンシティブな感性で捉えて知られる著者があふれる思いをこめて綴るオマージュ的長篇評論!”(帯文)
目次:
尾崎翠の感覚世界
一 見えない関係
二 翠と同世代の果敢な作家たち
三 第七官界への旅
四 エロスの霧
五 おたまじゃくしのスピリット
六 終りに
私の好きな作家
小さな自然の時代
私のOM
尾崎翠ゆかりの地をたすねて
あとがき ―翠の原石