
1980年3刷 四六判 P188 カバー僅スレ、背少ヤケ P125、133下角折れ跡大 P182、183(あとがきページ)引線消し跡
“クロード・レヴィ=ストロースは、国際交流基金の招きにより、1977年10月17日夫婦同伴で来日、6週間滞在した。
本書はその滞日中に行った講演と対話のすべてを集め、それに非公開で行われたシンポジウムの記録を加えたものである。
自分の学問領域である「民族学」のあり方について、またもっとも大きな成果である「神話論」について、またさらに現在の研究対象である「労働」について、いずれもレヴィ=ストロース自身が、現段階での自分の考え方を平易に説明している。
本書はその学問への手がかりとして、また整理として、きわめて有益な書物となるであろう。”(カバー裏紹介文)
目次:
【I 講演】
民族学者の責任
構造主義再考
神話とは何か
労働の表象
著者を囲むシンポジウム(大橋保夫)
【II 対談】
未開と文明
一民族学者のみた日本
あとがき(大橋保夫)