昭和32年初版 B6判 P195 全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ 帯背ヤケ大、下端一部欠損、袖破れ カバー端イタミ
“東洋的なるものへの回帰
ダダイズムの詩人として出発した著者が仏教に帰してからすでに久しい その東洋的叡智にかがやく随筆はそのまま鋭い現代文明批判である”(帯文)
目次:
巻頭詩
虚無/寒山詩/歎異抄/仏教と文学/仏教精神と日本の短詩形/禅と現代詩/秋夜断想/無人の地球
知性の頼りなさ/意識と自由/禅に習う/足利紫山老師/新緑禅話/間雲室禅話/峰尾大休老師/古川堯道老師/雉の羽/春の海/鴎/虎の子/おくりもの/曇り日の空の下で/生死なき生死/花の下にて/娘よツミ木をしようよ/印度映画とシネマスコープ/中国の音楽/伝統芸術の残照/雪舟について/大雅堂/墨色/ルオーの絵/ゴヤの複製展/メキシコの美術