昭和44年　四六判　P493　函および帯ヤケ、汚れ、少イタミ　本体元パラヤケ、少イタミ　表紙少反り　小口時代シミ　ソノシート欠　月報付

目次：
写真・地図
解説
　｛一　国東半島の概況／二　昔話の伝承状態／三　話型と形式／四　資料としての特質／五　大分県の笑話／六　大分県昔話資料解説
凡例

動物昔話
　｛1　猿の仲裁／2　田螺と狐の競争／3　鳥の王／4　兎の餅競争／5　猿蟹寄合餅／6　猿蟹柿争い／7　猿蟹合戦／8　猿蟹合戦子蟹仇討／9　かちかち山／10　古屋の漏／11　燕と雀／12　蛙不孝／13　カッポウ鳥／14　犬の足／15　蛙と蛇／16　蛇と鳥／17　蜥蜴と土／18　牛の上歯／19　猫と犬／20　鰈の目／21　蚤と虱と蚊／22　鮎と鯛の喧嘩／23　もぐらの聟取り｝

本格昔話
　｛24　蛇聟入（一）／25　　〃　（二）／26　　〃　（三）／27　　〃　（四）／28　狸聟入（芋環型）／29　猿聟入（一）／30　　〃　（二）／31　蛙嫁／32　鳥報恩（一）／33　　〃　（二）／34　安珍清姫／35　絵姿女房／36　博多ヒョウカン／37　「シ」の音嫌い／38　田螺息子／39　蛙息子／40　桃太郎（一）／41　　〃　（二）／42　瓜姫舌切雀／43　炭焼き長者／44　産神問答／45　蜂長者／46　金は蛇／47　ぼた餅は蛙／48　吸いつこう（一）／49　ひっつこう（二）／50　三人兄弟（一）／51　　〃　（二）／52　姉と弟／53　鼡浄土／54　花咲爺（一）／55　　〃　（二）／56　　〃　（三）／57　舌切雀／58　猿地蔵／59　爺の猪打ち／60　猪と爺／61　太歳の客（一）／62　　〃　（二）／63　金の神／64　太歳の火／65　笠地蔵／66　物いう石亀（一）／67　　〃　（二）／68　米理糠理／69　そばきりそばねり／70　歌問答嫁／71　手なし娘／72　椎拾い／73　灰坊（一）／74　　〃　（二）／75　継子と笛／76　機織り淵／77　馬方山姥／78　喰わず女房／79　天道さん金の鎖（一）／80　　〃　（二）／81　山姥と三人の子供／82　猫檀家／83　猿報恩（一）／84　　〃　（二）｝

笑話
　｛85　高千穂話（蚊帳と暖簾）／86　高千穂話（風呂たて）／87　高千穂話（人まね作法）／88　高千穂話（蟹の兵古）／89　高千穂話（魚の芽）／90　高千穂話（餅は化物）／91　高千穂話（本殺し半殺し）／92　さざえは器／93　白絲素麺／94　紙は御幣／95　梯子の逆降り／96　馬ほめ／97　頭布の長さ／98　屁放り分限／99　葬式の使い／100　旅学問／101　鏡知らず／102　一つ覚え／103　寝て喰われる／104　愚か娘／105　屁ひり嫁／106　弁当枕（一）／107　　〃　（二）／108　置座の足に脚絆／109　一目千両／110　大大根／111　大きび／112　大橋／113　鼻高扇／114　天狗の団扇／115　話千両／116　菎蒻問答／117　狸の巣／118　鳥居を踏み折る／119　生き絵／120　親棄山（一）／121　　〃　（二）／122　　〃　（三）／123　和尚と小僧（風呂わかし）／124　　〃　（和尚お代り）／125　　〃　（ぼた餅は毒）／126　　〃　（小僧改名）／127　　〃　（枇杷は阿弥陀さま）／128　　〃　（一休の引導）／129　座頭話（読み違い）／130　　〃　（三日月餅）／131　　〃　（嘆きの音）／132　　〃　（しびき餅）／133　　〃　（頭を打つ）／134　　〃　（芸は身を助く）／135　　〃　（八反帆）／136　　〃　（夏冬一緒）／137　　〃　（餅と帽子）／138　悪口の仕返し／139　三人片輪／140　仁王と漢王／141　ほら較べ／142　リンの歌／143　吉吾話（鯖の芽）／144　　〃　（餅は化物）／145　　〃　（ドッコイショ餅）／146　　〃　（平林）／147　　　〃　（鯛は飯喰い）／148　　　〃　（朝仕事）／149　　　〃　（何が怖い）／150　　〃　（狸の鼻に鶏）／151　　〃　（五万の木に八万の鳥）／152　　〃　（鳥居を踏み折る）／153　　〃　（嘘の名人）／154　　〃　（薪を買う）／155　　〃　（さざえ売り）／156　　〃　（かな椎）／157　　〃　（牛の鼻の治療）／158　　〃　（藍瓶）／159　　〃　（蛸ゆで）／160　　〃　（こぼるる）／161　　〃　（天昇り）／162　金ひり馬）／163　　〃　（俵薬師）／164　名古屋行き／165　吉吾話（古金買い）／166　　〃　（十八里の葛）／167　　〃　（吉吾の死）／168　吉四六の蛇退治／169　頓智吉兵衛（魚の名前）／170　　〃　（智恵貸し）／171　弥右衛門話（尻話禁止）／172　　〃　（呑まにゃはなさん）／173　久助話（笠をとる）｝

世間話
　｛174　猫と釜蓋／175　猫と南瓜／176　狸と焼石／177　庄屋と梟鳴きくらべ／178　狸の御馳走／179　法印と狐／180　化けそこねた狐／181　八化皮／182　狐のお産／183　狐がついた話／184　狐報恩／185　繰りまわしを雇う／186　狸退治／187　狸の声音／188　炭焼きと怪女／189　盗めは石塔／190　家は割木の山／191　ばん助の狸退治／192　蛸の足／193　猫の復讐／194　河童と相撲／195　河童と馬／196　河童がつく／197　河童の復讐／198　河童の目／199　大工の崇り／200　弘法のお守り／201　海坊主／202　因縁話／203　山姥報恩（一）／204　　〃　（二）｝

形式譚
　｛205　はなせば流れる／206　はなすと割るる／207　瓜流れ／208　椎の実／209　桃んどん／210　長い名前の子／211　天からびーどろ｝

参考資料　吉右衛門譚
方言資料文例
語り手一覧
索引（方言訛り索引・語り手索引・話型対照表・話型索引）
あとがき