平成11年14版　Ａ５判　P370　函ヤケ、時代シミ　本体元パラ僅時代シミ、僅折れ跡

目次：
【序編】
序説
第一章　宗教神秘主義の位置
　1　人間の営みとしての宗教
　2　宗教的生命拡充と宗教神秘主義
　3　宗教神秘主義と超自然観
第二章　宗教神秘主義の構成
　1　宗教神秘主義の複合性
　2　神秘体験
　3　神秘思想
　4　神秘修行

【本編】
第三章　資料としてのヨーガスートラ
　1　ヨーガスートラの背景
　2　その作者および成立について
　3　現存の形をとった年代
　4　ヨーガスートラの構成　｛Ａ　全体の構成／Ｂ　三昧品／Ｃ　実修品と自在品／Ｄ　独存品｝
第四章　日常の環境における心
　1　ヨーガ体系の概観
　2　修行の素材として心
　3　心作用（cittavriti）―知的作用を主とするもの
　4　煩悩（kles'a）―情意的作用を主とするもの
　5　心の諸作用と修行
第五章　修行の方法とその階梯
　1　ヨーガ体系における行法の概観
　2　ヨーガの八支則
　3　禁戒（yama）と勧戒（niyama）
　4　坐法（asana）と調息（pranayama)
　5　制感（pratyahara）、執持（dharana）、静慮（dhyana）、三昧（samadhi）
第六章　体験と境地
　1　心の進展の様相
　2　他の神秘体験との比較
　3　知的把握の態度
第七章　ヨーガ思想の意義
　1　プラクリティと現象的世界
　2　プルシャの性格
　3　神秘思想としてのヨーガ体系
第八章　神霊と神通
　1　神霊（isvara）の問題
　2　特殊能力―神通
結語

【後編】
ヨーガスートラ邦訳
　1　三昧品
　2　実修品
　3　自在品
　4　独存品
ヨーガスートラ語彙

索引
　人名索引
　事項索引
　原典索引
　梵語索引